ぐらんぶる〜もう1人の少年を添えて〜   作:夢見969

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おかしい。
毒島さまが出て来なかった。


酒とバカとミスコンテスト (前)

時は遡り沖縄合宿後のある日の事だった。

青女祭が行われるらしいのだが入るには青女の生徒から入場チケットを貰わないと入れないようで、さらに1枚で4人までと制限が掛かっているとの事だった。

因みに和人は梓さんから手伝って欲しいと前もって貰っているのだが伊織と耕平が愛菜に馬鹿みたいに頼み込んでいる姿を見てしまったので何も言わずにチケットを隠し持っている。

 

そして当日、和人は伊織、耕平と共に愛菜の学科が出しているカフェ 【ケバッ子カフェ】の手伝いをさせられていた。何故、梓さんの手伝いじゃないんだ。

 

「おい和人、お前なんで居るんだよ」

 

「梓さんから貰ってな。手伝いをしてくれって言われてたから来たんだが…嵌められた」

 

「彼女が居るくせに1人だけ勝ち逃げしようとするからだ」

 

伊織は以前、伊豆大学の学祭で梓さんの格好をしたからと女装させられて、耕平はミックスボイスという高音域の発声を自然と出来るという理由で同じくメイド服。

そして和人は単に女装が似合いそうというだけでメイド服を着せられて…

 

「可愛いなキリトちゃん」

 

「あぁ可愛いぞキリトちゃん?」

 

「貴様ら…!」

 

ふりっふりのフリル付きスカートを翻し、注文の品をテーブルに届ける姿は初見の人間からすればそれはそれは可憐な少女に見える。

結果としてナンパが酷い。 ナンパされる和人を見て爆笑していたアイツらも今まさにナンパされており顔が死んでいる。ざまぁみろ。

暫く三人でホールを回しているとようやくメイクのために引っ込んでいた女子陣が出て来た。

真っ白い顔にデカデカと誇張される瞳に目に痛いルージュを引いた唇。

これがケバいというものか…!!

 

「そんなに……見ないで…!」

 

「素晴らしい出来だケバ子」

 

「素材の良さを殺しきる匠の技だ」

 

「ざっとこんなもんよ」

 

千紗の良さを殺しきるメイクってなんなんだ…おぞましいにも程があるぞ。

ケバメイクに慄いている和人に追撃をかけるように更なるケバ気配を感じとると三人のケバ子が現れた。

 

「愛菜の友達?」

 

「うん、お店手伝ってくれるって」

 

「ホント!? ありがとー」

 

キャピキャピじゃなくてケバケバしている。

 

「初めまして飯田かなこです」ケバーン

 

「鈴木恵子です」ケバーン

 

「神尾清子だよ」ケバーン

 

「古手川千紗です…」ケバーン

 

酷い絵面にドン引きする男性陣。

それに気がついたのか飯田と名乗った女子が不思議そうに首を捻る。

 

「どうしたの?」

 

「いや、俺とコイツは初めましてじゃないんだが…」

 

伊織と耕平は知り合いだったのか?

 

「え、耕平くんと伊織くん!?」

 

「あはっ! あはははははすごーーい!! あはははははははははは!!!! 美人美人!!」

 

「ちょ……ぶふっ……きっこ…笑いすぎ…ぷぷっ」

 

「知り合いだったのか?」

 

「ちょっと前にな」

 

「忌まわしい記憶だ…っ」

 

どうせ愛菜に無理言って合コン組んで貰って恥でもかいたって、ところか?

 

「いやぁ、あの時はごめんね」パシャパシャ

 

「おい今撮ったぞコイツ」

 

「マジか消せ。頼むから消せ」

 

「そっちの娘は?」

 

興味は和人に移ったのかゾロゾロと囲むように寄ってくる女性陣。少し怖い。 いや、ケバいのがにじり寄って来るのめちゃくちゃ怖い! これならアンデット系のモンスターに囲まれた方がまだいい気がする!!

 

「えっと、桐ヶ谷和人…です……」

 

「え、男の子!?」

 

「…………ッ!!!」

 

「かわいいー! ウェディングドレスとか着てみない?」

 

飯田は驚き、神尾は腹を抱えて机を叩いて爆笑し、鈴木は絶対喫茶店の衣装じゃないものを持ち出して目をランランと危ない輝きをさせている。

 

「そ、そういうのは伊織たちの方がだな」

 

「キリトちゃん。可愛いくしてもらったらどうだ」

 

「キリコちゃんになればいいんじゃないか」

 

くそ、敵しかいない…!

 

「はいはい、みんな接客に戻って! あ、キリトちゃんは少し休んでていいよオープンから手伝ってもらってるし」

 

「あぁ、ありが……いやその呼び方を定着させないでくれないか?」

 

ポツーンと一人取り残されたキリトちゃんはお店の裏側へ入って言われた通り腰を下ろして一休みする。 全くなんでこんなことになったんだか…鏡を覗き込むと腰まである黒髪にクリっとした瞳をした美少女が写っている。

自分で美少女なんて言ってたら世話ないが…アスナやスグには見せられないな…見せたら嬉嬉として色んな格好させてきそうだし。リズは爆笑してシノンはあの時を思い出すだろう…。

 

「あ、キリトちゃん?」

 

「だからその呼び方は…って…あ、どうも…」

 

ついつい反応して否定しようとしたらツインテールにしたケバメイクの女性が立っていた。 初対面の人相手に否定から入るのもアレだしさっきの話を聞いてそう呼んだだけかもしれない。

 

「えっと…」

 

「あ、私は摩耶。飯田かなこの姉です」

 

「あぁ…そうだったんですか…せめてちゃんじゃなくてくんにしてください…」

 

「ごめんごめん。キリトくんってさ…前に会ったことある?」

 

「え、いやないと思いますけど…」

 

「例えばALOの中でとかっ」

 

ALOの…?

と、言われても色んな人に会ってるしな…キリトって名前だからもしかしたら相手が気が付くことはあるかもしれないけど…こちらからはどうにも分からない。アバターの問題もあるのだろう。 SAO組は仕様上、アバターの見た目が現実寄りなのだが他の人はスグとリーファの様に全くの別物が当たり前なのだ。

 

「確かにALOで名前はキリトですけどね…」

 

「あ、ごめんね? 詮索するような感じになって。 やっぱりそうだったんだ…この前会ったナナって言ったら分かるかな?」

 

ナナ…? ん、確か耕平とパーティをよく組んでるって言う…?

 

「あ、あぁ!! ナナさんって摩耶さんだったんですか」

 

「挨拶だけだったけど覚えてくれてて嬉しいな」

 

世間は案外狭いものなんだな…いや、ALOでスグに会った時も世間の狭さを感じたか。

 

「個人的に噂のブラッキー先生を探してたしゲームでもこっちでも見つけられてラッキー」

 

「ん、個人的に探してた?」

 

「そうそう、私…というか私の知り合いがね〜。あ、連絡先教えて貰ってもいい? 紹介したい人が居るんだ」

 

「えっと…まぁいいですけど」

 

互いの端末を出して連絡先を交換すると表から声がかかった。

 

「キリトちゃん、ごめん休んでてって言ったけど凄いお客さん来ちゃって…!」

 

「わかった、今行く! すみません摩耶さん」

 

「大丈夫大丈夫、 ありがとね。 私も頑張らないとっ」

 

2人して表に出ると梓さんが伊織のスカートを捲っていた。何をしているんだいったい…

 

「何してるんですか梓さん」

 

「およ…その声………和人?」

 

「えぇ、こんな格好ですが貴女がよく知る桐ヶ谷和人です」

 

「かっわいいー! 抱かれてみる気ない?」

 

「何言ってんだあんた!?」

 

背筋に走った悪寒についつい叫んでしまう。というか梓さんそんな事言ったら伊織がブチ切れるだろ…と思っていたんだが伊織は和人の肩に手を置き首を振っていた。なんだ、何かあったのかお前…!

 

「ところで伊織、和人今は忙しい?」

 

「「遺憾ながら」」

 

「ありゃ人手借りたかったんだけどねー」

 

「人手?」

 

「梓さんのところの出し物ですか?」

 

「ううん、私の友達が実行委員の責任者なんだけどさ。 声優ライヴの設営が遅れてて時間が短縮になるかもって…」

 

「犬とお呼びください」

 

どこからともなく耕平が跪いた格好のままスライド移動してきた。どうやってるんだそれ。

動きやすい格好に着替えてくると言いながら凄まじい勢いで駆け出していく耕平は止めようがなく、伊織も設営に加わろうとするもそれは却下された。

 

「お待たせしました」

 

カヤ様の力お借りします。とばかりに全身に水樹カヤのグッズを装備した耕平が出てきた。両手にペンライトとか握られているし動きやすい格好には全く見えない。

 

「じゃあ、耕平借りてくよー」

 

「急ぎましょう!!」

 

ドゥン!とリノリウムの床を蹴って駆け出していく耕平はとても運動神経が鈍く見えない。本当に妹や水樹カヤが絡むととんでもないな…

 

「す、凄い子だね…あの子」

 

「アイツはいつもあんな感じですよ。あの通り気持ち悪いやつでして」

 

摩耶さんが少し顔を顰めた。

 

「本人にも散々気持ち悪いぞって言ってるんですけどね」

 

「…酷い言い方」

 

「ま、それが耕平だしな」

 

「あぁ、だからアイツは凄いんだよな」

 

「散々気持ち悪いって言ってたくせに…」

 

「そこまで言われても好きで好きで譲れない物があるなんて凄いじゃないですか。 耕平はアニメが大好きで、こいつはゲームが大好きで…」

 

「お前は今じゃ海が大好きだろ」

 

「そこは俺たちだろ?」

 

違いない、と笑い合う二人を摩耶さんは呆けた顔で見つめている。

 

「そっか。それならいいかな?」

 

先程の顰めた顔から微笑むと納得いったように呟き仕事に戻ろうとする。 伊織もお客さんの所へと走っていった。

 

「あ、摩耶さん。因みにさっきの耕平が貴女のパーティーメンバーのららこですよ」

 

「え、えぇ!? て、てっきりゲームの中での言動はあそこだけかと…」

 

「だから俺も伊織も奇行だって言うんですよアイツのこと…」

 

「あ、はは…恥ずかしいな…」

 

「恥ずかしい……?」

 

「あ、うん。ほら私、水樹カヤって芸名で声優やってるんだ」

 

「あぁ、なるほど。それは恥ずかしいですね」

 

ハッハッハっ、と和やかに笑って二人して仕事に戻る。耕平が抜けて忙しくなってきたから大変だ。

 

「水樹カヤ!!!!????」

 

とんでもない人と連絡先を交換したんじゃないか俺!!?

耕平に殺される……!

 

「和人!じゃなかったキリトちゃんヘルプ!」

 

全力で近寄ってきた伊織に鬱陶しそうな表情を向けると彼は店の入口を指さした。座っているのはダサ服(野島)永久童貞(山本)浮気野郎(御手洗)(藤原)が座っていた。

来てしまったのか…ならバレる前に

 

「「潰すしかないな社会的に」」

 

握手を交わして奴らへと歩を進める和人と伊織。

 

「お席にご案内しますね」

 

「美人さんだな」

 

「他の子はケバいけど2人はすごく可愛くて良かったな」

 

伊織が案内をしたテーブルは店の最奥の角席。ここならば他に邪魔されず処理が出来ると判断したのだろう。 いい仕事をする。

 

「ご注文を承りますね。 そちらのお客様は」

 

「俺はアイスコーヒーで」

 

「あ、俺もアイスコーヒー」

 

「かしこまりました。そちらの童貞のお客様は?」

 

「何か聞き方おかしくないか!? 俺は童貞じゃない!!」

 

「きゃっ…!」

 

怒号をあげる童貞に対してこれ見よがしに怯む演技をする伊織。仕掛けるならここだ!

 

「どうしたのイオちゃん!」

 

「こちらのお客様が大声を上げて…少し驚いちゃって…」

 

「いやいや、元は「座ってろ童貞!」「お姉さん達に絡むな童貞!」「そう見えるお前が悪いんだよ童貞!!」」

 

「失礼しました、こちらのイオちゃんにも不手際があったようで…童貞のお客様、気を悪くしないでください。そうとしか見えなかったので」

 

「申し訳ありません一生童貞のお客様」

 

「謝っているようで失礼の上乗せだな!? 未来は分からないだろ!!」

 

「「きゃっ…」」

 

「座ってろ永世名誉童貞!」

「事実だから仕方ないだろ!」

「来世も期待するな童貞!」

 

山本が精神的に撃沈したのを見てほくそ笑み改めてお仕事としてメニューを取り始める伊織。

アイスコーヒーの注文だったのだが機転を利かせてアルコールを勧めた。なるほどあとは酔い潰しておしまいって訳か。

…単に山本を罵って終わりなような気もするがいいか。

注文表を手に二人でキッチンの方へと周り酒瓶を探すが例のものが見つからない。

 

「どうしたの和人?」

 

「あぁ、愛菜。 スピリタスが何処にあるかしらないか?」

 

「あるわけないでしょ…」

 

なんだと…あれが無ければ酔い潰すなんて無理だ…

 

「簡単だ和人」

 

「何か手を思いついたのか伊織」

 

「和人がセクハラを受けて、奴らを警備員に引き渡す」

 

「シバキあげるぞ伊織」

 

こいつも敵か。

 

「わかった。よし、なら御手洗は俺が受け持つ。 野島はお前が殺れ」

 

「まぁ、それなら…」

 

「また俺が詰め寄られたら頼むぞ」

 

最早、大学の友人予備軍を潰すことになんの躊躇いもない和人はその程度の提案で首を縦に振る。

伊織は墨汁を混ぜたカルーアをグラスに入れて運んでいき、とりあえず奴らに飲ませるらしい。 なんて末恐ろしいことをするんだこいつ。

遠目で伺っているとなんの疑いもなくカクテルを飲み始める馬鹿共…いや飲む方も飲む方でどうなんだよ…

 

「カルーアをベースに墨汁で色を付けてみました」

 

「「「どうしてそんなモノを混ぜた!?」」」

 

「良かれと思って…」

 

「何をどう良かれと思った…!」

 

明らかに顔を顰めて機嫌を悪くする連中だが警戒されちゃこれ以上何も出来ないのでは?と和人は考えるのだが奴らの単純さをよく知っているのは伊織なのだ。その様なミスはしない。

 

「お詫びに私の連絡先でも。今スマホが無いのでお借りしてもいいですか?」

 

あ、急に笑顔になった。

すんなりと御手洗からスマホを受け取るとなにやら操作を始めて…気が付いたら恐ろしい速度で教室に入ってきた女性が御手洗を絞め上げていた。たしか…御手洗の彼女だったか。

 

「お客様、なにか問題でも有りましたか?」

 

「あぁいえ…お嬢さんは危ないからこちらへ」

 

野島を仕留めるために動いた和人に見事釣られた野島は和人の肩に手を回して御手洗から誘導するようにするのだが……

 

気色悪い手の動き…!

 

仮に知り合いの女性が野島にこのような事をされているのを見たら手が滑って伊織たちと共に四肢を砕いてしまうかもしれない。

 

「あの、出来れば会って欲しい方が居るんです」

 

肩に置かれた手を外すように握りチラリと野島の顔を眺めると反吐が出そうな程、醜悪な面を晒しており伊織もドン引きしている。

彼の手を引き店の扉を開けると警備員に野島を引き渡す。

 

「先程からお店内で大騒ぎをして…突然肩や腰に触れてきたんです…っ…こわくて…!」

 

「通報ありがとうございます」

 

「ほらこっちに来い!」

 

「ぐっ、アイツも痴漢してました!! それどころかこんな人が集まる場所で俺は童貞だ!とか大きな声で叫んでました!」

 

「言ってねーよ!? え、いやだから違っ」

 

山本と野島、ついでに何故か御手洗まで連行されていった。

なんにせよこれで悪は滅びた…。

 

「やったな伊織」

 

「あぁ、勝った方が正義だ」

 

「あんたら…騒ぎを起こしてるんじゃないわよ…」

 

「伊織がやりました」

 

「ちょ、和人!?」

 

外に連れ出された伊織を他所に和人はスカートを揺らしてお客様の元へと走り出す…警備員の世話になるのは嫌だと。

 

「あれ、伊織くんは?」

 

「締め出されたよ」

 

「あ、そうなんだ…和人くんこれからお店が第2部になるから忙しくなるよ」

 

「第2部…?」

 

第2部とはなんだと聞く為に背後から声を掛けてきた神尾の方へ向くと…神尾が居らず可愛らしい女性が居た。アスナには負けるけど。

 

「…あれ、神尾さんは?」

 

「きっこでいいよ?」

 

「えーと、きっこは何処だ?」

 

「ここだよ?」

 

女性はここ、ここ、と自らを指差す…まさかあのケバいのが…コレなのか!?

 

「あっはははは!! な、に驚きすぎ……あはは!!!」

 

「笑い上戸かよ!にしてもかなり印象変わるな。 いや、あれだけ分厚いメイクしてたら元の顔なんて分からないか…それで2部って?」

 

「ふふっ…あはっはっ…ごめんごめん…えーとね、2部はケバメイクしてた皆がメイク落として接客するんだー。だからお客さんも沢山来るし…」

 

それ、と手を握られて店の入り口の方へと引き摺られる。何事かと思えば店の前でメイクを落とした他の女性陣も勢揃いしており、もちろん千紗と愛菜も居た。

 

「ほらほら和……キリコちゃんもこれ持って!」

 

「キリコちゃん!?」

 

「キリトちゃんは嫌そうだったから!」

 

「諦めてキリコ、きっこも恵子は止まらないわ」

 

「ごめんねキリコちゃん」

 

愛菜と飯田に謝られながら渡された看板を高々と掲げて前を見ると無数のカメラがこちらに向いていた。

 

え?

 

マイク持った女の人がなんか喋っているんだが…?

 

「ケバッ子カフェでーす!」

 

「今から第2部始めますよー!!」

 

「よろしくお願いしまーす!!!」

 

「以上、現場からの生放送でしたー!」

 

…アスナ、ユイ……俺、取り返しのつかない姿を伊豆に晒したよ…

 

「キリコ、さめざめと泣かないで私も恥ずかしいから」

 

「お前は女だろ千紗…! 俺は…俺は……!!」

 

「大丈夫、キリコちゃん似合ってるから!」

 

褒め言葉じゃない…、あとやたらローアングルを狙ってカメラを構えている奴もいる…見えるのはボクサーパンツだぞ…!

 

「…………これはこれで…」

 

「何を撮った!? そこのお前何を撮った!!」

 

カメラを構えた男は捕まえるよりも速く姿を消した…取り逃した!

 

「はいはい、キリコちゃんも接客がんばろーねっ」

 

「は、放せ愛菜! もう、もう勘弁してくれぇぇぇええ!!」

 

ケバッ子カフェの第2部はそれはそれは人気を博したという。

 

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