案外ヘビ生も良いなぁ…   作:瞬間接着剤

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たいっへん!!お待たせしました!ようやくこの作品を書く自信とやる気がよみがえってきたので続きを投稿します。
いやはや、本当にその他の作品を投稿して逃げたり頭の中の整理をしたりと更には学生の身分で進学先を考えなくてはならなくなったりと色々あり、投稿用にマイスマホが壊れたりとあり何だか大変でした。何度かフワッと思い付いたりはしましたがその度に消えてかなり苦労しました。まだまだ本調子とは程遠いですが生暖かく見守ってください。
それとどんなことでも感想をくれるとやる気がモリモリ湧くのでください(乞食)


遂に出会う、居候またはヒモ

やぁ!ワシだよ、俺だよ、僕だよシュルナだよ!

前回横腹に致命傷を受けて逃げるために(恐らく)日本に来ているよ。理由は無い。多分前世の帰巣本能。休日ニートに隙はないのだドヤァ....それはそうと現在死にかけてます。

 

 

 

死にかけてます

 

 

 

え?何でかって?それはじゃな…深い、マリアナ海溝より浅く水溜まりよりも深いわけが………へ?長いのはヤダ?そもそも深くない?と言うかあやふや?チョッマテヨ(キムチ卓也風)

すんません調子乗りました。手短にそして分かりやすく説明させていただきます。え~ゴホン。日本に帰って自然公園の中で休んでいたらローブ着たヤベーヤツ、恐らく錬金術師に襲われてピンポイントで傷口にダイレクトヒットしまして、何とか撃退して毒で消したまでは良かったけどおかげで血が止まらずエメラルドグリーンの鱗がルビーのごとく……あっごめん嘘ついた。真っ赤に染まりました。動けません。それどころかだんだん冷たく、眠くなってきて……あっすんません。そこのオレンジ髪のワンピースの幼女さん。ぼすけt

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

三人称side

 

 

 

のどかな町中のそれなりの規模の自然公園。そこの茂みの奥。ポッカリと空いた場所に一匹の横腹から血を流している一匹の幼い蛇が横たわっていた。

流れている血の量は多く、辺りをよく見れば目の前――蛇を基準にすれば奥側の方――に血の道が続いている。どうやらここまで文字通り、命を懸けて這ってきたらしい。美しいエメラルドグリーンの鱗は自らの血で汚れ、緋色の宝石のような瞳は、既に生気を失う寸前。口はだらしなく開き、誰の目から見てもその蛇は死にかけなのが分かるだろう。

痛々しい。その光景は弱肉強食の世界の弱者の末路ように思える。しかしその目をよく見れば未だに生にしがみついて離さず、生きようとする意志が(うかが)える。

 

 

ガサ、ガサ、ガサササ

 

 

 

茂みの奥、自然公園に来る者達が使う舗装された道の方向から何が近付いてくる。この自然公園には野犬や鳥などが潜み、もしもその(たぐい)であったのならばこの蛇の命は簡単に奪われるだろう。何せこの哀れな蛇は、もう抵抗することも動くことも出来ないのだから。

 

 

「ん、うんしょ…よし!出れた!」

 

 

幸いかな。茂みの奥、現れたのは運動に不向きであろう白と淡いオレンジのワンピースを茂みにより汚し、ハート型の可愛らしい小さな肩掛けのポーチを持ったオレンジ色の髪とそれを止める♪の形をした髪止めをした六歳辺りの幼女であった。

 

 

「う!なに?このにお…っ!?へびさん!?」

 

 

茂みを抜けてすぐ幼女の鼻についたのはまだ匂ったことの無い血の香り。それに幼女は顔をしかめ鼻を手で押さえた。しかし次の瞬間に飛び込んできたのは血を流し死にかけている蛇の姿。

幼女は慌てて蛇のもとに駆け寄り、血に濡れることも厭わずその蛇を割れ物のように大事に抱え上げると、人の声など理解できるはずもない蛇に訴えかける。

 

 

「へびさんがんばって!しなないで!すぐにおとうさん、おかあさんのところにつれてってあげる!」

 

 

蛇は相変わらずぐったりとして、生きているのか死んでいるのか傍目ではわからない。しかし幼女の腕が、蛇の静かでゆっくりとした呼吸を感じていた。それだけが今、この蛇が生きていることの証明だった。

それから幼女は走り出した。可愛らしいワンピースが汚れ破れているのもお構いなしに必死に。死に逝こうとする蛇の運命を変えるために。

 

 

 

どれだけ走っただろう?幼女の両腕は血に濡れワンピースにも染み付いていた。しかしそれでも幼女は両親の元へとたどり着いた。

 

 

「おとうさん!おかあさん!このこをたすけて!」

 

 

両親はぎょっとしただろう。何せ自身の愛娘が血に濡れ蛇を抱いて走ってきたのだから。現に父親は大いに焦った。

 

 

「え?え!ど、どうしたんだい!?」

 

()!?」

 

 

幼女もとい()()()はそんな驚いている両親をそっちのけで腕の中の蛇を救うために訴えた。しかも泣きながらである。腕に抱いていると言うことは、即ちみるみると喪われゆく蛇の暖かさがダイレクトに伝わると言うことだ。

両親はそんなもの愛娘の泣きながらの頼みに戸惑いながらも動き出した。

 

 

 

こうして、蛇はすぐに動物病院に運ばれ手当てを受けた。医者は何の蛇なのか分からないために病院で預かろうとしたが、響が頑なにそれを拒んだため、不承不承ながら医者が折れ、蛇は立花家の新たな一員となった。

これにより遂に物語は大きく飛躍する。怒れる蛇と隻眼の神が振るった撃槍。この二つが揃うとき、本来歩むはずだった正史は姿を失い、彼らだけの物語が幕を上げる。

しかしまだカーテンが開いただけだ。『歴史の外』どころか、その窓にすら触れていない。まだまだこれからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アハッ!!アハハハハ!アハハハハハハハハハハハハハ!!!」

 

 

ある国、ある場所の、薄暗い木造の屋敷。その中の、様々な薬草や鉱物、そしてアニメや漫画でしか見たことの無い器具が置かれたいかにも怪しい部屋。

そんな部屋の中心、椅子の上で魔女帽を被った金髪の幼女が狂ったように嗤っていた。イヤ、狂っている。その目には憤怒と嬉しさ、相反する二つの感情が入り交じり、しかしお互いにぶつかり合うことなど無く共存している。幼女の目線の先、そこには首飾りに紐で結ばれた()()()()()()()()()()()が僅かな光に反射し輝いていた。そしてその隣、そこには全く同じ()()()()()()()()()()()があった。

幼女はひとしきり嗤ったあと、首飾りにされていない方の翠緑色を、何を思ったのか"飲み込んだ"。

 

 

「これで……一つになれたかなぁ?もう少し……もう少しだから――マッテテネ?」

 

 

シュルナ

 

 

幼女の最後の言葉は、薄暗い部屋の中にふわりと融けて消えていった。




久々の投稿で短くて駄文な作者がいるらしいっすよ?

イヤほんとマジですいません。許してください。元々何処かの話は必ず短くなるようになってまして。これ以上書いちゃうと2話文ぐらい持ってかれちゃうので。代わりにメインヒロインのご登場ですので許して…許して…尚、鱗を飲んだのは伏線です。覚えておいたらGX編で得します。それだけです。
尚、鱗は聖遺物です。聖遺物です。重要なので二回言いました。やったね、キャロルちゃん強化だよ。
それとこれからは初代前の日常が1話2話入って原作入りとなる予定です。しかし予定は未定と言うわけでどうなるかは分かりません。ですが1話は確定と思ってくれて構いません。日常苦手なのよ…

救おうぜ!みんな!

  • 無印:天羽奏
  • G編:ナスターシャ
  • AXZ編:例の3人組
  • 全部救えよ?な?
  • 知らんな
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