ガールズバンドは恋している(仮)   作:スーさんFDP

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HOOOOO~~~

hop♪

step♪

DOGEZA~~ ♪orz♪

とりあえず続き書けたので投稿します。

どうぞ~~~


第7話「氷川日菜は理解らない2」

 

あれから風呂を頂いたパスパレの5人は自分たちの服を洗濯機に放り込み、ドアの前に置かれていたTシャツとジャージに腕を通す。

 

サイズが大きいのか、5人とも肩や袖がぶかぶかだが、無いよりマシなので、風呂場から出て、麻弥に案内される形で居間の方に向かった。

 

立花家の居間は台所と居間が繋がっており、10人近くが座っていても広々としていた。

 

居間の真ん中には足の短い年季の入った方形の卓袱台が置いてあり、傍らには先ほど出迎えをしてくれた三毛猫のニャンの助とボーダーコリーのワミが座布団を敷いていた。

 

「すごい。犬と猫にもてなされている。」

「うちのレオンもお利口な方だけど、あそこまで頭は良くないわ。さすがはコリーなのかしら・・・?」

 

 

「花道さん。急に押しかけてすみません。」

「良いって・・・雨急に強くなってたし、俺も傘挿してなかったら風邪引くところだったからな。で、お前ら飯は食ったのか? もう1時すぎだけど?」

 

花道がそう言うと、日菜がお腹を押さえて、空腹のポーズをする。

 

イヴが苦労したように同調する。

 

「あ~~実はみんなでどこかで食べようと思っていたんだけどさあ・・」

「急に雨が降ってしまったので・・・」

 

「ふ~ん、そうか・・・ならみんな服乾くまで、うちで飯でも食っていくか?」

 

「え!! 良いんですか?」

 

花道の提案に彩は少し驚いた様に返事をする。花道はそんな驚いている彩に対し、「いいよいいよ♪」と声を掛けると台所に行き、鍋に水を張り、コンロに火を点け、お湯を沸かし始めた。

 

「やったーハナ君のごはん~~♪」

「急に押しかけてしまったのだけど、大丈夫かしら?」

「まあ、花道さん仕事じゃない限り、基本気にしない方なんで大丈夫ですよ。ああ皆さん花道さんの料理には期待していて下さいね。花道さんそこら辺のプロには負けないぐらい、料理が上手なんで。」

 

千聖が不安そうにする中、麻弥が安心させるように声を掛けつつ、慣れた手つきで冷蔵庫から麦茶のポッドを取り出し、コップを持って卓袱台に置く。

 

「何か成り行きでご馳走になっちゃうけど迷惑じゃないかな・・・?」

 

申し訳なさそうな彩の言葉もさることながら、パスパレの5人は座布団に腰を掛けるのだった。

 

 

・・・・・・・・

 

 

「ほ~~い、みんな出来たぞ~~♪」

 

時間から20分、花道が大皿を二枚卓袱台の上に並べる。

一皿目にはキャベツにピーマンタマネギと鶏胸肉を炒めた野菜炒め、もう一皿はトウモロコシとグリーンピースに小エビが入ったピラフ。そして、和風出汁の三つ葉の入ったお吸い物。

 

「わあ~~すっごいるんっ♪ ってするなあ~~」

「ほんとに美味しそうです! お吸い物も良い香りでブシドーですっ♪」

「ピラフがすっごい美味しそう。う~~お腹減ってきちゃったよ~~~♪」

 

並べられる料理を前にみんな一様に表情を膨らませる。

そんな中、一番安心に近い感情を出していたのは千聖であった。

 

「(男性の手料理と聞いて、脂ぎった物が出てくると思っていたけれど、思ったより野菜の方が多いのね・・・)」

「では皆さんいただきましょう。」

 

麻弥がそう言うと、皆手を合わせて「いただきます」と言って、食事に取りかかる。

 

 

まず彩は野菜炒めのキャベツを口に放り込む。

口の中でシャキシャキした感触とキャベツの甘みと旨みが口の中に広がる。

 

「ん~~~美味しい~~~♪」

 

 

隣で日菜がエビピラフを口いっぱいにして、感想を言う。

 

「ほのぴらふぇ、へろんなふぁんほんへて、むっごいるんっ♪ てふるよ~~♪」

 

※翻訳[このピラフ、色んな食感がして、すっごいるんっ♪ てするよ~~♪]

 

 

反対に座っているイヴもお吸い物から口を離し、ほっと息を吐く。

 

「このお吸い物、昆布出汁が絶妙でとても美味しいです。」

 

 

その隣に座る千聖はお吸い物の中に入っている黒い豆を箸で掴み、不思議そうに見ている。

花道が安心させるように説明する。

 

「これ・・・何かしら・・?」

「それは、黒大豆の枝豆で、さっき買いに行ったときたまたま手に入ったから、お吸い物に入れてみたのさ。見てくれは悪いけど味は絶品だから食べてみな。」

「え、ええ・・・」

 

花道の説明を聞いて、少し不安そうになりながらも黒い枝豆を口の中に入れ、噛みしめる。

すると、とても甘く上品な味が口いっぱいに広がるのを感じた。

 

「これっ! 本当に美味しいわ!!」

「ははっ! そんなに喜んでくれるのなら、作った身としては冥利に尽きるよ。」

 

みんなの喜び様を見て、花道は和やかに笑い声を挙げる。

 

 

「それにしても花道さんこんな短時間に美味しい物を作れるなんてさすがですね。」

「まあ出汁とかは予め作り置きしてるし、後はそれに見合った調理をするだけだからな。どっかの料理人が言ってたけど、料理は下拵えが一番大事だって。」

 

花道の言葉にみんな料理を食べつつも「へえ~」と簡単に相づちをうちつつ15分後に料理を平らげたのだった。

 

 

・・・・・・・・・

 

 

そんなこんなで食事も終わり、千聖とイヴは縁側に行き、室内用の物干し竿に洗い終わった服を干し、残りは台所で食後の片付けをしていた。

そんな中、花道と麻弥が並んで皿を洗って居ると、麻弥が花道に声を掛けてきた。

 

 

「そういえば花道さん。日菜さんとはどういった感じで仲良くなったんですか?」

「何だ藪から棒に?」

「いえ、正直花道さんと日菜さんって接点て言えるの部活の天文部って言ってましたけど、花道さん。あんまり部活行ってないですよね? だからどうしてかなと思いまして。」

「そうなんだよ! ハナ君ってば全然ッ天文部に来ないし、LENEも連絡してこないし!」

「そんなこと言われてもな・・・」

 

洗い物をしている花道の背中に突然飛び乗り、面白くないような顔をしながら、頬を膨らませて花道に視線を送る。

 

「ええっ! 日菜ちゃんって天文部に入ってたの?」

「あれっ! 彩ちゃん達には言ってなかったけ?」

 

卓袱台を拭いていた彩が手に布巾を持ちつつ驚きの声を挙げる。

彩の反応に日菜は自分が部活をやっているのを教えてなかったのを思い出せなかった。

 

「それで、花道さん。何で天文部に入ったんですか?」

 

 

 

「・・・そうだな・・・あれは去年の入学式の後のことだな・・・・・」

 

 

 

 

 




どうもありがとうございます。

日菜ちゃん編は次回から物語りが進んでいきます。

日菜ちゃんと同じ天文部に入った花道。彼はどんな意図で入ったのか、どうして日菜ちゃんと仲良くなったのか、次回をお楽しみに~~~

感想、誤字報告、マッテマ~~ス!!!

主人公、花道君をメインとした作者の現実逃避作品の超短編(要は短い小話)のガルパピコを投稿しようか迷っています!

  • やろう!!
  • 書かんかい!!
  • あ、遠慮します
  • それよか続き書け!!
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