お世話になっております。何でも屋秘書の手嶋でございます。 作:虹捜索隊
「今日はアリス姫を頼むよ。」
やっと姫君キターーーーー!!
あんなキレイな人女の私でもドキドキしちゃうよ!
いや、でもまてよ。
ここで培った私の危機察知ベルが警鐘を鳴らしている。
絶対何かある、、、、!
「あの〜、アリス姫も何か、、こう、、、特別なことってあるんですか、、?」
頼む!普通であってくれ!!
「うーん、特別なこと、、、、。」
「彼女は実の父である国王から呪いをかけられているんだ。その呪いは今も続いてる。」
「の、呪いですか?」
「そう。言葉では説明しにくいんだけど、国王が自分の娘を縛り付けるための呪いみたいなんだ。」
なにそれ、、、国王すごいヤバイ人なんでは、、、。
「厳格な国王でね。教育熱がすごかったんだ。」
なんか壮絶な過去があるのかな、、、。
「まぁいいや。アリス姫はもう現場行ってるから、手嶋さん今から頼むね。」
「はい!」
「こんにちは〜、、、、アリスの秘書の手嶋と申しますが〜、、、」
現場って撮影現場?
しかもすごい忙しそうで話しかけづらいよ、、、。
「なに!?あなた誰?」
「すみません、私アリスの秘書の手嶋と申します。うちのアリスは、、、?」
「あぁ、アリスちゃんの事務所の人ね!もうそろそろくると思うわ!」
事務所ではないけど。
「そこ座っててもらえる?」
バタバタして大変そうだなぁ。アリスさん着替えてるのかな?
「アリスさん入られます!よろしくお願いします!」
アリスさんドレス綺麗だなぁ!!
ん?
アリスさん何に乗って、、、、?
なんでレオタード着た四つん這いのおっさんに乗って来てるの?
「お疲れ様です!プロデューサー!」
あのおっさんプロデューサーかい!
ちょっと待って!アリスさんのイメージが!!
SM系で売り出してんの!?
「早く歩け。この《ピーー》が。」
え?なに?ピーってなったけど、これも何かの仕様なの?
てかアリスさん口調強くない?
キャラじゃなくて素なの?
パーン
ムチ!?なんてもので叩いてんの!?
プロデューサーは馬じゃないんだから!
「ヒヒーーーン!もっと叩いてくださいヒーン。」
こいつは、末期だな。
「おろしてちょうだい。」
お?若い男の人が。
現場マネージャーかな?
「今日のスケジュールは?」
「は、はい!ドレスでの写真撮影が15時まで。水着での写真撮影が17時までになっております。」
「分かったわ。それで飲み物はまだ出てこないのかしら?」
「えっ?」
「あなた新人ね?」
ドン
なにしてるの?なんでそれだけで新人押し倒すの!?いきなり暴力とか怖すぎるよ!
「次飲み物がなかったらあなたの《バキューン》を《ズダダダダ》してもいいのよ?」
なんなの!?さっきから言葉を遮るようにすごい音が入るんだけど!
「あぁ〜、これも聞こえてないのよねぇ。つまらないフィルターだわ。」
フィルター?
『彼女は実の父である国王から呪いをかけられているんだ』
まさか、、、!
「まぁいいわ。早く始めてちょうだい。私今日は《ピーー》といっしょに《ズダダダダ》に行って《ドカーン》するから早く帰りたいの。」
「は、はい!始めるぞ!準備しろ!」
はいってあんたらも聞こえてねぇだろ。
てか呪いって姫君が発する言葉にフィルターがかかるのか、、、、。
「次はこのポーズでお願いします!」
「それよりもこっちの方が《イヤ〜ン》されてるみたいでいいんじゃないのかしら?」
フィルターざるじゃねぇか!
文脈とその効果音でだいたいエッチなこと言ったってのわかるよ!
「そ、そうですね。」
ほら鼻の下伸びてんじゃん。
「これはこれは?これなんてまるで私が《ウッフ〜ン》してるみたいじゃない?」
新人を弄ぶな。
でも男の人の立場ならそりゃ嬉しいんだろうなぁ。
「ちょっと!新人君!!あなた《パオ〜ン》が《ワッショイ》してるわよ?
それは流石にわかるよ!!
100点満点なら90点くらいはいってるよ!
意味ないじゃん!全然隠せてないから!
「明日も撮影はあるのかしら?あら、、?」
「手嶋!あなた秘書の手嶋でしょ?」
「いるならいるって言いなさいよ。」
うわっ、こっちに攻撃が、、、
「申し訳ありません。お忙しそうでしたので。」
「言い訳はいいわ!」
「そんなんだからあなたは《ワンワン》も小さくて色気もないし、それになにその傷んだ髪!それじゃあ《イヤ〜ン》はおろか、《ア〜レ〜》もしたことないんでしょうね!?」
聞こえる単語拾うだけでも悪口ってわかりますけど!?
「で、予定は?」
「明日明後日はありません。」
「それじゃあ明日は《ブーブーブー》に行って久々に《ピーポーピーポー》しようかしら。」
それ大丈夫なやつ!?
効果音と連動してるんならダメなやつじゃん!
「手嶋、いいわ、下がって。」
「は、はい。」
姫君結構キツイし、なんかイケイケな感じがすごいよ。
「ちょっと!《ピーーーーーーーーー》!! 」
なんなの!?ピー音打率安定しすぎでしょ!
「あのねぇ!《ワンワン》は《ニャ〜オ》になるからやめてって言ってるでしょ!?」
「プロデューサー!!来なさい!」
「はい!!」
パーーン
「ヒヒーーーン!!」
なんなの?SMクラブなの?ここ。
「なんで毎回言ってもできないのかしら?」
効果音のせいだよ!!
私もなにをどうするのか全然わかんなかったもん!
「では最後に特典のメイキングインタビューを取りますので、よろしくお願いします。」
「今回の撮影はどうでしたか?」
「今回も楽しくて私《アッハ〜ン》だったわ。」
いきなりじゃねえか!
「どういうところに気を使いましたか?」
「私《バイーン》が《イヤ〜ン》だから《キャーー》にならないように《ウッフ〜ン》するのが大変だったわ。」
姫マシンガンみたいに放り込んでくんな。
「ではファンに一言お願いします。」
「今回も私で《パオ〜ン》《ワッショイ》させてね。」
ド下ネタじゃねえか!
「やっぱりあそこでまともなのは社長とドグラゾロンさんだけなんだ、、、、。」
「姫、手嶋さん、おかえり!」
「姫今日の撮影はどうだった?」
「《ピーーーーーーーーーーーーーーーー》」
長いよ!!
〜続く〜