特殊遊撃部隊が、ヒミコとイヨの作った世界を調査を始めて一週間が過ぎた頃・・・
「助けて・・・」
「え、誰かいるの?」
「どうしたのよなのは大声出して」
「大丈夫?」
「あ、ごめんアリサちゃん。すずかちゃん誰かに呼ばれた気がしてね」
「「そうなんだ」」
「さあ早く塾に行くわよ」
「「うん、アリサちゃん」」
その時すずかが何かを見つけた。
「あ、あそこにフェレットが倒れてるよ」
「あ、本当だすずかちゃん凄い」
「たまたまだよなのはちゃん」
そして、3人は塾に行く前に見つけたフェレットを動物病院に連れて行き、そのまま塾に向かうのだった。
その頃特殊遊撃部隊は・・・
「成程あのフェレットが、なのはと呼ばれた子を魔法と言う物の存在を教えるんだね」
「なんだか俺達と似てる感じがするニャン」
「そう言えばそうペン」
「確かにもう1つのすこやか市でラビリン達が言ってたね」
「それで羨ましいと言ってた」
ひなたとのどかがその時の事を思い出す。
「それで直哉君。私達を待っている人は何処にいるの?」
原作世界のちゆが、直哉に聞く。
「ああ、それは融合世界ののどかさんの家ですよ」
「「「ええーーー」」」
「のどかの家ですってーープリキュアの話もするかもしれないのに大丈夫?」
「ああ、それは・・・」
「ただいまお父さんお母さん」
「「お邪魔します」」
「いらっしゃいちゆちゃん、ひなたちゃん」
「「そしてお帰りなさいでいいのかしら?お帰りのどか達」」
「ただいまです。おじさんおばさん」
「「お帰り直哉君」」
「ねえ直哉君聞いていい?もう一人ののどかも不思議な力ラビリンちゃん達と一緒なの?」
のどかの母親が原作世界の3人に聞こえるように直哉に聞く。
「「「え、」」」
「ええ、いますよ」
「「「ええーーー何で教えるの?直哉君」」」
「融合世界ののどかさんの両親は、僕の母親の影響でヒーリングアニマルの事を知っているんですよ」
「「「ええーーー」」」
直哉の言葉を聞き驚く、原作世界の3人だった。
「まさかの衝撃的な展開ラビ」
「僕達の世界では考えられないペン」
「いいなお前らニャン」
「あったわねでも2人共今はそう言う話はしない方が良いわ」
「「はーい」」
「それで飛鳥ちゃん。私達と直哉君を集めたのは仕事の為?」
ちゆが飛鳥に聞く。
「ええそうです。兄さんは青年モードで一人旅をしている設定でなのはちゃんの家族が経営する翠屋に行ってください」
「そしてのどかさんとちゆさんとひなたさんは、修学旅行に来ている学生としてあの3人と接触して下さい」
「魔法を知る前にその子とその家族に僕達が何者なのかを向こうに知ってもらう為か」
「ええ、そうですけど恐らく間に合いません。あのフェレットはなのはちゃんに魔法を授ける役目と彼女の魔法の師になる人間ですから」
「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」
飛鳥の言葉に驚くのどか達だった。
そしてその日の深夜・・・