海鳴市の墓地の中・・・
「これからこの世界に対しての私達の行動について話し合いたいと思います」
「「「「「「これからについて」」」」」」
新生帝国華撃団の皆さんが代表で飛鳥に聞く。
「飛鳥ちゃんそれはどういう意味なの?」
「そうですよ物語が始まったのに、一時帰還するの?」
さくらとクラリスが飛鳥に聞く。
「ええ、そうですよ。特殊遊撃部隊の今回の目的はこの世界の事前調査でであり、事前調査は、この世界における最初のジュエルシード事件の開始を見た事件で既に終わってたんですよ」
「「「「「「成程」」」」」」
「そう言う訳なので皆さん帰還の準備を進めて下さい」
「「「「「「了解です」」」」」」」
「エステルさんわざわざ来て貰ったのにすぐ帰還する事になって」
「良いのよトワに来てと言われてね。私は直哉とのどかがいないから来てと言われたから」
「成程そうだったんですね」
「そうよ。そして事情を先ほど戻ってきた2人に聞いたら庭園側に想定外の侵入者だったらしいわ」
エステルが直哉達から聞いた事を話す。
「ですが今回は、未開の地であのジュエルシードが見つかったんですよ」
「それなのにこんな訳のわからない空間に、閉じ込められて一週間ですよ。このままでは全員が死にますよ艦長」
「エイミィ、アースラにある食糧はどれくらいあるの?」
「切り詰めて使えば、後1週間分ですね」
「あらあら困ったわね、食料を現地調達しようとしたら隊員達が外に出た瞬間倒れるからこの地を調査を機械にやらせても回答不能で調査は進んでいない。本当にこのままだと時空管理局には行方不明者として永遠にかたりつがれるかもしれないわね」
「母さん縁起でもない事は言わないでくれ」
「あら私は、官庁としてこの自分達の状況を考えた上で、最も可能性が高い未来を言っただけよ」
「母さんそうだとしても、他の隊員たちの前で言うのだけはしないで欲しい」
「わかってますよクロノ。そんな事をしたらアースラが大変な事になりますから」
「ええ――この世界に来る予定の時空管理局が不法侵入者として捕まったーー」
「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」
「貴女は誰ですか?」
「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」
「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」
!!
「「クロノ」クロノ君」
「貴女クロノに何をしたの?」
「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」
「わかりました・・・だから」
「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」
「それは・・・」
「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」
「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」
!!
「貴女どうしてそれを?」
「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」
!!
「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」
「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」
!!
「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」
そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。
「そう言う事らしいわ」