「皆で羽根突きをするぞ」
「ハネツキ?それは何なのイチロー」
そして大神は、ハネツキの説明を始めた。
「ふむ、こちらで言う、テニスと同じような物か」
「うんそうだね、グリシーヌが、俺にテニスのルール教えてくれたから、みんなに簡単に教えることが出来たよ、ありがとう」
「貴公は、そうやっていつもペコペコと、頭を下げれるな、貴公には、男としてのプライドはないのか?」
グリシーヌが大神に問いかけるが、大神は無言を貫き、それを見たグリシーヌは、公園を出て行った。
そして、残った大神エリカ、コクリコはシャノワールの今日の営業の準備をする為、シャノワールに戻った。
そしてその夜・・・
グリシーヌが、無断でシャノワールを休んでしまい、急遽予定を変更し乗り切った。
次の日・・・
大神、エリカ、コクリコの3人は、グリシーヌに事情を、聞くためブル-メール家に行き、そこで話の成り行きで、大神は、グリシーヌと、決闘する事になった。
そして決闘は、グリシーヌの勝利になり、大神、エリカ、コクリコの3人は、ブルーメール家で、暫くメイドとして働く事になった。
その頃直哉達は・・・
「「うわあ、大神さんのメイド姿だあ――」」
「写真写真を撮らなきゃ」
「ひなたちゃん私にも写真頂戴」
「良いですよ響さん」
ひなたと響は、大神のメイド姿に興奮をしていた。
「兄さん響さん達に言わなくて良いの?」
ああ、何も言うつもりはないよ、飛鳥ちゃんごめんね管理者の神殿からこちらに呼んで」
いえ、それは良いんですけど兄さん。カルマが気になりますか?」
「そりゃあね、あの時僕達が関わりを持ってしまった異界事変から分岐した7人世界が融合世界の周辺に現れた7人世界と幼馴染世界に影響を与える事になければいいけどね」
「ああ、それは・・・正直わかりませんね。2つの世界には行けないですし、もしかしたらパパが来た事で、幼馴染世界に行けるかと思いましたけど駄目でした」
「そうなんだ、本当にあの2つの世界が現れてかなり経つけど結局何なんだ?」
「その辺りは、私達にもわかりませんがもしかしたら・・・ううんあり得ない確実転生させたとトワも言ってたし」
「どうしたの飛鳥ちゃん」
「何でも無いですよ兄さん」
「そうならいいけど?恐らく飛鳥ちゃんは思い出してるんだろうな」
「そうブルーが誕生した幼馴染世界についてを」
「もう帰るのか直哉」
「ええ、いつまでも帝劇を夏季休暇にするわけにも、行きませんし、それになのはたちも向こうの仕事があるみたいですからね」
「なるほどな、なのはちゃん達もありがとう」
「いえいえ、そんなこと無いですよ、大神さんもお兄ちゃんみたいに早く結婚したほうがいいですよ」
「いい!!」
「「「「「ええーーー直哉さん結婚してたんですかーーー」」」」」
予想外の事に驚く巴里花組だった。
「あれ皆さんに言ってませんでしたかね?」
「「「「「聞いてませんよ」」」」」
「改めて紹介しますね、僕の妻である人を」
「私が直哉君の妻の、真宮寺さくらです。よろしくね皆」
「「「「「ええーーーさくらさんなのーーー」」」」」
再び驚く巴里花組だった。
「という事があったんですよ」
「「「「「「オーーーやるなあ」」」」」」
「隊長にしてはやるではないか」
「これが略奪愛ですか」
「このまま奪えばよかったのにな」
「大神さん人のを取るのは駄目ですよ」
「そうだぞイチロー」
「わわっやめてくれーー直哉」
「そんなことも、あったねお兄ちゃん」
「さて僕達は、そろそろ行きますね」
「「「「「それでは皆さんお元気で」」」」」
そして直哉たち5人は、シャノワールを出て、港に向かい、帝都行きの船に乗った。
「ブルー誕生した世界のでは・・・この後紫藤直哉以外は全員死ぬんだったな」