新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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光は東方より4 堕ちたエリカ後編

「何だってーー早く戻らないとまずい」

 

「駄目ですよ。兄さんにはエリカさん個人に対しての友達になってもらうので」

 

「きゃああああ。助けてくださーい」

 

!!

 

飛鳥がそう言った直後、屋根から落ちたエリカが直哉に向けて突撃をくらわした」

 

「グッガハ」

 

「何で普通に来れないのこの人は・・・」

 

そして直哉は気絶した。

 

「アイタタ。ごめんなさい大丈夫です・・・死んでる嫌ーー」

 

エリカは気絶状態の直哉を見て、死んでると勘違いをして一目散に逃げだした。

 

少し時を進めて・・・

 

 

そのころ大神は、グラン・マのエリカを、切り捨てる発言を聞き、苛立ちを感じつつも、突然の雨の為自分のアパートに戻ると、そこにはずぶ濡れのエリカがいた。

 

エリカはさくら達のところから直接来ていた為大神が戻るまで、雨に打たれていた。

 

そして、大神はそのままエリカを部屋に入れて、一晩泊まらせたのだった。

 

そして翌日・・・

 

 

大神とエリカは緊急通信を受けて、シャノワールに向かった。

 

「支配人遅くなりました」

 

「来たねムッシュ」

 

 

「今度の敵は誰なんですか?」

 

「間もなくシャノワールにナーデルがやって来る。ムッシュ出撃命令を出すんだよ」

 

「しかし・・・」

 

「大丈夫や大神はん光武Fは、生まれ変わったからな」 

 

「紅蘭間に合ったのか」

 

「勿論や」

 

そして大神達は、新型霊子甲冑に乗り出撃した。

 

シャノワール前・・・

 

 

「また性懲りもなく、出てきたなナーデルちゃんよ」

 

「ロベリア今度は、負けないわよ」

 

「今回も同じ、目を見せてやる」

 

 

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌ2よ」

 

ナーデルは、自身の蒸気獣を召還し、そしてポーンも大量に召還した。

 

そして戦いは始まり、戦いはナーデルの敗北となった。

 

 

「何よその新型、私は知らないわ」

 

「あん、お前捨て駒にされたんじゃないのか?」

 

「嘘よ、嘘よ」

 

「いえ真実ですよナーデル。そしてさよなら」

 

「ガフッコルボー」

 

ナーデルは、コルボーによって倒された。

 

「さて始めましょう。巴里華撃団第2幕を」

 

「コルボー貴様何故仲間であるナーデルを何故殺した?」

 

「私は、公爵様から受けた命令を遂行したまでです」

 

「何だと!!」

 

「ナーデルと言う女には、公爵様もそれほど期待してませんでしたが、まさかこんなに嬉しい誤算があるとはね」

 

 

「嬉しい誤算だと?」

 

「そうです行きなさいポーン共!!赤い機体の堕ちた天使を集中攻撃をするのです」

 

ポーン達が、出現しエリカの光武F2を攻撃し始めた。

 

「キャアアア、どうして、光武動いてくれないの?どうして」

 

「いかん皆エリカ君を守るんだ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「哀れですね、動けない者を守るとは、巴里華撃団は弱者と言う事ですね」

 

「何だと!!」

 

「さあ行きますよ、出でよ我が蒸気獣セレナード2巴里華撃団にトドメをさしますよ」

 

「クッこのままでは」

 

「如何するの?イチロー」

 

「大神さん指示を」

 

「隊長!!」

 

「おい如何するんだ隊長よ?」

 

「大神さん皆逃げてください」

 

「エリカ君諦めるな」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

「さあ死になさい巴里華撃・・・」

 

その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

 

 


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