「リィン教官」
「リィン」
「うーん?ユウナにミリアムどうしてここに?」
「リィン教官何を言ってるんですか?ここは幼馴染世界でも直哉さんに提供されたガレージと家じゃないですか」
「ああ、そうだったなユウナ」
「だが、俺は・・・紫藤直哉さんに甘えていいのだろうか?」
「さあ、リィン朝ごはんを食べてリィンに協力してくれる人の所に行くんだから」
「へっ俺に協力していい人達がいるのか?」
「ええ、紫藤直哉さん達は無理な状態なんですよ」
「ああ、それはトワさんから聞いた。イシュメルガに操られた二人にやられたと」
「そしてユウナとミリアムも俺には協力出来ない条件の俺に協力者なんていない・・・」
「リィンそれは違うよ。僕達は手伝いは出来ないけどリィンは一人じゃないよ」
!!
「ミリアム」
「例え別の世界から来た。人間でもね」
!!
「ミリアム俺の事を知っていたのか??」
「おじさんが君を不審に思っていたから」
「父さんが?」
「うんこれはレクターとおじさんと3人の時に言われたんだ」
「レクターとミリアムお前たち二人に特命を出す。リィン・シュバルツァーの身辺調査をしてもらう。ミリアムお前はトールズ士官学院に行って貰う。レクターは外部からリィン・シュバルツァーの調査をしてもらう」
「何であんたが1学生の調査をする必要がある?」
「それは奴が異世界からの来訪者の可能性があるからだ」
その時のおじさんの言葉の意味はわからなかったけど」
「そうか俺は怪しまれながらも放置されてたか」
「まあおじさんの真意はわからないけどね」
「それにリィン。聞きたいんだけど何であの時あーちゃんを助けなかったの?」
「そのせいで終末の剣になってあれが起きたのだけど」
「それは俺にもわからないんだ。ミリアム」
そうかありがとうリィン。答えてくれて」
その頃市民病院に入院中の直哉は・・・
「そうですか、米田さんさくらさんとあやめさんが叔父さんの所に行きましたか」
「ああお前に貰った手紙と一緒に入っていた地図を渡してな」
「しかし直哉失礼だがお前の叔父さんは信用できるのか?」
「ええ、それはある程度は信用してますよ。あの人は僕が生まれるまで紫藤家の当主になるための
訓練や試練を突破してきた方ですし」
「そうなのか、まあ直哉がそう言うのであれば、信じてみてみよう」
「ただ真面目にやればですけど」
「叔父さんの悪い癖は融合世界と関係ない世界に行っては勝手にその人を連れてきたりしますからね自分の楽しみのために」
「そうなのか、もしかして融合世界の行き来を封印という形でしてたのは直哉の叔父の行動を抑制するためなのか?」
「今から考えるとその意味合いが強いと思えますね」
その頃直哉の叔父の家に着いたさくらとあやめは・・・