「うわあここが異世界ですか?」
「僕達の世界に似てるようで似てないね」
「そうだな」
「それはこの世界が皆さんの知る蒸気機関とは違う物が発展した世界なので」
「まあそうなのですね」
「「「「何だって――」」」」
「その話は、本当なんですか?響さん」
エリカが、巴里華撃団に同行している響に聞く。
「ええ、本当ですよエリカさん。その辺の話は後でするとしてひとまずホテルに行きましょう」
「はーい」
そして巴里華撃団は、響と共にシンフォギア世界での生活拠点になるホテルに移動した。
ホテル内にて・・・
「うわあーーグリシーヌさんとロベリアさん大変ですよ。手をだしただけで水が出ますよ」
「「「「何だって――」」」」
「「あはは」」
「ごめんね未来手伝って貰って」
「気にしないで響エリカさんの天才的ドジが出たら大変だからね」
「ありがとう未来。それにしてもこの状況帝国華撃団の時を思い出すなあ」
「「「「「「「「きゃあきゃあこれ何?」なんですの?」なんだあ進めねぞ」面白い機械や」私としたことが・・・」少尉さん助けてください」・・・」
「「「「「「直哉君これは・・・」」」」」」
「ええ、少しどころかかなり目立ちますね」
「だよね、ほら逆に珍しいから写真撮られてるよさくらさん達」
「もう、さくら達なにしてんの?ほらさっき買った切符を入れてよ」
「「「「「「「こう」」」」」」」
そして、大神とアイリス以外のメンバーは漸く改札を抜ける事が出来た。
「「「「流石アイリスちゃん」」」」
「子供は覚えるの早いからね」
「そうですね。エステルさん」
そして皆で電車に乗った。
電車内にて・・・」
「「「「「「「うわあ―――早い」」」」」」」
「これが電車かいな。よっしゃうちが電車を超える移動手段を作ったる」
「紅蘭さんこの電車が、最速と思ってるよ」
「特急とか言わない方がいいかもね」
「お兄ちゃんさくら達子供みたいだね」
「仕方ないよアイリス。さくら君達は初めてだし」
「「ガーンアイリスに子供って言われた」くっなにも言えませんわ」
さくらとすみれはアイリスの言葉に、ショックを受けていた。
「まあ、太正の人間だし仕方ないですよね?響さん」
「うんそれはね・・・でも花組の皆さん楽しそうですね」
「成程帝国華撃団の皆さんの時はそう言う事があったんだ」
「うんあの時は、大神さんとアイリスちゃんがすこやか市に行った事があったからね」
「成程ね、巴里華撃団の皆さんの場合響と会ったからこちらになったの?」
「それもあるけど、シャノワールの司令さんの希望でね・・・」
「それでライラック婦人。決まりました?巴里華撃団の5人の異世界で何を強化してほしいのか」
「ああ、それは、紫藤直哉貴方が決めてくれないか?」
「それは無理ですね。巴里華撃団総司令と言う立場にいるのはライラック婦人なのですから貴女が大本の方針を言って貰わないと、一時的に預かるこちらとしても計画が立てられませんから」
「そうなのかい?すまないねえ。ならあの子達に異世界旅行をさせてあげてくれないか?」
「あの子達は漸く解放されたからね。パリシイから」
「こう言われて異世界旅行が決まったんだ」
「成程ね」