「成程ね、二課の人達に巴里華撃団の皆さん関連の情報を伝えたのね」
「うんこちらの世界にいる間に政府機関が余計な事をしないようにね」
「確かにね、巴里華撃団の皆さんは、どちらかと言えば感情的になりやすい人がいるね」
「うん・・・特にグリシーヌさんとロベリアさんだね」
「後違う意味で怖いのは、エリカさんのドジっ子能力だよ」
「ああ、それは何となくわかる気がする」
「でも響これからどうするの?弦十郎さんが教えてくれたんでしょう?」
「確かそう言う事がありましたね。いやあー忘れてました」
響がそう言うと弦十郎は唖然としていた。
「まあ確かに特殊遊撃部隊の君達は色々な世界の問題を抱えているからな」
「忘れても仕方ないな」
「あ、そう言えば変異型メガビョーゲン関連で何かありました?」
「ああ、それは君達が二課の時を一時的に解除してくれたおかげでな。この世界の有名な国の内の3つの国がアルバと言う名乗る男が接触した形跡があった」
「そうですか。やはりワイズマンはフィーネ側の研究を複数の国に提供したんですね」
「うーんとりあえず直哉君達が来るまでに、巴里華撃団の興味がホテルの外に向かない事を祈るしかないかな」
「そうだね」
時を少し遡り・・・
グランセル城では・・・
「何だ私の中にーーーーごぶぁーー」
次第にワイスマンが変異していく
「ウフフ、成る程ねこれが突然変異の進化なのね」
「そう言う事があり、ワイズマンは人外の者となったんですよ」
「「「「「そんな事があったんだ」」」」」
「それで特殊遊撃部隊はどう動くのです?」
クローゼ姫が、直哉に聞く。
「とりあえずシンフォギア世界で、向こうにいる人達と合流しますよ」
「ただ1つお願いがあります。クローゼ姫」
「直哉さんからのお願いとは珍しいですね。何でしょう」
「クローゼ姫・・・いえクローゼさん特殊遊撃部の特別隊員として一緒に来て貰えますか?」
「「「「「「ええーー」」」」」
「直哉あんた何言ってんの女王に将来なる人に」
ローラが直哉に言う。
「・・・」
「直哉さんクローゼ姫が特殊遊撃部隊の特別隊員ってどういう事ですか」
まなつが直哉に聞く。
「ああ、それは・・・」
「ああ、それはさくらさんとクラリスさんがああいう事になったのでブルー関連の敵と戦う場合僕達の世界のプリキュアとエステルさんしかいないので」
「貴女達が倒すべき相手あとまわしの魔女の部下との戦いには介入しませんけど、臨時隊員にすれば、このアイテムを貸すことが出来るので」
そして直哉はまなつ達にそれぞれ宝玉を渡した。
「直哉さんこれは何ですか?」
まなつが直哉に聞く。
「この宝玉の中には、僕の霊力が入ってます。もしあとまわしの魔女の部下との直後にブルー関連の勢力が出てきた場合宝玉を持って念じてください。そうすれば、ヒーリングアニマルから貰ったあの力を纏う事が出来ます」
「そんな便利な物があるなら最初から使わせてもよかったんじゃないのか?」
「先ほども言ったけど宝玉を使わせる場合は、最低特殊遊撃部隊に入ってもらう事が条件なんだ。この宝玉は、まなつちゃん達しか使えないようになってるから」
!!
「じゃあ直哉さんが、私達を臨時隊員にしたのはこの宝玉を作る為ですか?」
みのりが直哉に聞く。
「うん、そうだよさくらさんとクラリスさんが健在だったら彼女達とあざみちゃんに任せたらよかったんだけどね」
「でも、ブルー関連の敵も増えているかもしれないから、一応君達を臨時隊員にしたのさ」
「成る程、そうだったのね」
「臨時隊員だから最低限の機能しかないけどね」
「これ奇麗ですね」
「とりあえず君達のプリキュアのコスチュームと同じ色の1色を宝玉に使わせて貰ったよ」
「成る程だからさんごが紫で、みのりん先輩が黄色で、あすか先輩が赤なんですね」
「そう言う事だよ」
「まなつちゃんの場合は白にしたよ」
「ありがとうございます直哉さん」
「以前君達を特殊遊撃部隊の特別隊員出来たのは、クローゼ姫が特殊遊撃部隊の一員になったから特別隊員と言う枠が出来たんだよ」
「「「「「「ええーー」」」」」
その後直哉達はクローゼの準備が終わってシンフォギア世界に向かうのだった。