「でもこの模擬戦は直哉さんとクローゼさんが仕組んだものですよねのどかさん?」
あすかがのどかに聞く。
「そうだよあすかさん」
「それではこの模擬戦の結果でゼムリア大陸に行くんですか?」
「ああ、もしかしてまなつちゃん達勘違いしているみたいだから言うね、この模擬戦は、どちらかと言えばまなつちゃん達の為の意味合いが強いんだよ」
「「「「「ええーー」」」」」
「まなつちゃん達は霊力を持つ人と戦ったのはあの時だよね」
「米田さんから聞いているとは思いますけど、帝国華撃団と特殊遊撃部隊を離れ巴里に行くことになりまして」
「ああ、その報告に来てくれたんですか?」
「ええそうです」
「私達は直哉さんの家を見に来ました。と言う事でお邪魔しまーす」
「「「まなつ駄目だろう勝手に」まなつちゃん」」
そして直哉の家に入ったまなつ達は飛鳥達の模擬戦を見つけた。
「よし私も・・・」
「「「はっまなつ待て」まなつちゃん待って」」
「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」
「「「「レッツメイク!」」」」
「ときめく常夏!キュアサマー!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!」
「ひらめく果実!キュアパパイア!」
「はためく翼!キュアフラミンゴ!」
「模擬戦に参加するぞ!」
「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア!」」」」
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「あれ以降まなつちゃん達は、生きた霊力を受けて無いよね」
「「「「そう言えば」」」」
「そして、ローラさんがプリキュアとなってからそう言う模擬戦が無いのは、困るからね、まなつちゃん達に中心世界関連で依頼をして貰う事があるかも知れないから」
「「「「「ええーー」」」」」
のどかの言葉に驚くまなつ達だった。
「何故そんな事急に決まったんです?」
「急に決まったんじゃないよ。みのりさんお墓戦艦で巴里に行った時に私達の敵が出たよね?」
「ええ、確かノヴァだったかしら」
「そう彼女を通してイシュメルガとデボネアが調査をしていたら」
「確かに、今まで沈黙していた人物が動いたのなら警戒はしておくべきだろうな」
「「「「確かに」」」」
「それで、この次にゼムリア大陸に巴里華撃団の皆さんを連れて異世界旅行を続けるんだけどね」
「成程ね、だから私達も単独で依頼を受けるかも知れないのね」
「うん、なるべく響さんと私達で対応するつもりだけど」
その頃直哉は・・・
「これはまさか・・・まなつちゃん達のの様な世界が融合世界に接触するかも知れないか」
「まあ、今の所は自分とトワとレイにだけが知ってればいいレベルだろうし」
「今は巴里華撃団の異世界旅行が無事に終わるのを待つだけだな」
「直哉さんそれで良いんですか?」
「あ、うん薫ちゃん今の所はね」
「まあ、私は飛鳥ちゃんの代わりにこちらに来ただけなので詳しい事はわかりませんが」
「また厄介事ですか?」