管理者の神殿会議室・・・
「「「「ただいま直哉君」」」戻りました直哉」
「お疲れ様です皆さん」
「直哉君どうして私達を戻したの?」
ちゆが直哉に聞く。
「ああ、それは・・・ひなたさんに先行して伝えた事が起きそうなので」
「え、あれが?直哉っち」
「はい」
「ねえ直哉っち本当にここであってるの」
「ええ、シャーリィーさん達の情報ではこの鉱山街で起きている事件の調査に動き出すとの報告がありましたから近い内に来ると思いますよ」
「それなら良いんだけど、直哉っちなんで、のどかっちじゃなく私を選んだの?」
「深い意味は無いですけど、今回のゼムリア大陸の物語の前半にワイズマンによる改変が起きた場合2人の響さんとエステルさん達とひなたさんが重要な役割をすると思ってるので」
「「ええ――」ニャンだと――」
直哉の言葉に驚くひなたとニャトランだった。
「実はですね、先程寝てたらクロスベルに起きる未来が見えて、キーアと言う少女がいたので、その子が寂しいくない様にひなたさんの明るさが必要だと考えたので」
「「成程」ニャン」
「その未来が起きてもその前に、ワイズマンの介入が強すぎて僕達は一度ゼムリア大陸から離れる事になるかもしれませんけどね」
「さてもうすぐ夕食の時間ですからのどかさん達と合流しましょうか」
「了解」
そして直哉とひなたは宿に戻った。
「そう言う事なら、キーアちゃんが特務支援課と出会うんだ」
「そうですよひなたさん」
「それじゃあ響さんや巴里華撃団の皆さんは?」
「それは・・・」
「うん聞いてたよ。まさか張りぼての降魔だったとは」
「ええ、恐らくアルモリカ村にいた人が話していたのを聞いたマフィアが実験をしていた時にたまたま見た人が遊撃手協会とクロスベル警察に連絡をしたと言う事だと思いますよ」
「成程ね、確かに謎の怪物となれば張りぼてと知られなければ警察も動けないね。安易的には」
「そうですね、ただマフィアにとってエステルさんとヨシュアさんが先行してミシュラムにいた事でしょうね」
「そうだね、まあ特務支援課クロスベル警察にとっては、今の情報のがありがたいかもだけど」
「まあ、そうでしょうね響さん。とりあえず巴里華撃団の異世界旅行は、オークション会場で特務支援課がキーアちゃんを助けるまで続けて下さい」
「うんわかったよ。直哉君」
「そしてそれが終わり次第巴里華撃団の皆さんを、融合世界のすこやか市に連れて来て下さい。エステルさんと戻って来るのどかさん達をすこやか市に連れて行くので」
「うん了解」
「「「ええーー」」」
「響さん達特務支援課の人達と行動してたからなの?」
のどかが直哉に聞く。
「それも理由としてありますが、巴里華撃団の皆さんが手伝いたいと言う可能性があったので、なら最初から許可した方が良いと思ったので」