「「「「「「ええーー」」」」」」
「兄さんそうトワとレイさんが言ったんですか?」
「そうだよ飛鳥ちゃん」
「それにこれは今まで特殊遊撃部隊に協力的だった人達へのトワとレイからのお礼も兼ねているそうです」
「そう言う事ですか」
「成程それでここに新生帝国華撃団のメンバーがいないのね」
ローラがそう言う。
「「「「ちょっローラ」」」」
まなつ達が慌てる。
「新生帝国華撃団の皆さんには、残念ですがレイさんの許可がおりなかったので一緒に行く事は出来なくなりましたね」
「それで直哉君休暇中はどういう事をするの?」
響が直哉に聞く。
「それはですね・・・」
「それでトワ特殊遊撃部隊に長期休暇を与えるからよと言いましたが、休暇の日程はどうなっているですか?」
「ああ、それは・・・白紙よ。休暇のプランは特殊遊撃部隊と協力者の話し合いで決めてね」
「はあああ。それで良いんですか?」
「良いわよ以前の夏休みのように期限は決めないわ。ただ行っている先で事件が起きたらある程度動いてくれれば良いわ」
「そう言う事ですので皆さんが行きたい所を決めて下さい。ただしゼムリア大陸に行く場合は、遊撃手協会と協力して事件に干渉する場合があるかもとトワが言ってました」
「「「「「成程」」」」」」
「そう言う事ですので皆さんは最初にどこの世界に行きたいのかを決めて下さい」
そして行きたい場所の話し合いが始まった。
暫くして・・・
直哉の元に得票数の多い3つの世界に行きたいと言う結果が来た。
「ふむこれは意外な結果になったな」
「「そうですね兄さん」そうですね直哉さん」
「飛鳥ちゃんと薫ちゃん正直海鳴市に行きたいと言う人がかなり多いけど大丈夫かな?」
「そうですね、まだ闇の書事件が起きない時間帯と思うので大丈夫と思いますが」
「そうだね飛鳥ちゃん。海鳴市は最後にした方が良いと思う行くにしても」
「そうだね薫。海鳴市に行くのは、事件発生後の方が良いね」
「まあ、僕としては海鳴市とあおぞら市とゼムリア大陸の3つになるとは思わなかったけど」
「「ですね」」
「「私達の予想では、融合世界内部の世界2つで友好世界1だと思いましたし」」
「うん僕もそう思ったよ。友好世界はゼムリア大陸でその他は内部世界だと思ってたよ」
「それじゃあ行く順番はあおぞら市、ゼムリア大陸、海鳴市の順番で良い?」
「「そうですねその方が良いですね」」
「3つの世界では大きな事件に発展しなければ良いけど」
「「そうですね」」
「それじゃあ飛鳥ちゃんと薫ちゃんは先に皆をあおぞら市に連れて行ってね」
「「わかりました」」
「僕はエステルさん達に説明をしに行くから」
「「はい」」
そして3人はそれぞれ別れて行動した。
ゼムリア大陸遊撃手協会クロスベル支部・・・
「すみませんエステルさんとヨシュアさんいますか?」
「あらあら直哉ちゃんじゃない?どうしたの」
「ああ、特殊遊撃部隊としての連絡事項がありましてそれを伝えに来たんですけど」
「成程ね、今2人はレンちゃん関連で特務支援課に呼ばれてるわよ」
「ああ、そこまでイベントが進んでいましたか」
「ええ、もうすぐキーアちゃんが誘拐されるって本当なの?」
「ええ、そうですねそのイベントが起きないと困るんですよ」
「それでは自分特務支援課に行きますね」
そして直哉は特務支援課のビルに向かうのだった。