「今回のクロスベル件で、エレポニア帝国とカルバート共和国があとまわしの魔女の配下が出現させたメガビョーゲン関連の出来事を知ったので」
「成程、今回のメガビョーゲンやヤラネーダの出現にはそう言うからくりがあったんですね」
「その為直哉さん達は、こちらに来れなくなったんですね」
「ええ」
「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」
「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」
「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」
「ええ、ここで特殊遊撃部隊と一緒に消えた場合リベール王国にエレポニア帝国とカルバート共和国が色々ちょっかいも出す可能性がありますから」
「確かにね、その可能性はあるわね少なくともゼムリア大陸においてはメガビョーゲンの情報を詳細を知ってるのはリベール王国だけだわね」
「でも直哉っちトワさんの依頼はどうするの?」
融合世界のひなたが直哉に聞く。
「それはエステルさんに連絡をして貰いますよトワとシャーリィさんに」
「ええ、シャーリィも呼ぶの」
「ええ、赤い星座への連絡とトワへの連絡よろしくお願いしますね」
そして直哉達の話し合いが終わって暫くして特殊遊撃部隊本隊がゼムリア大陸にやって来た。
響が直哉達との話し合いの事をクローゼに伝えた。
「成程私達の不利にならないように直哉さんが、エレポニア帝国とカルバート共和国が把握していない響さんとまなつさん達と帝国華撃団と巴里華撃団を統括する大神さんが来たんですね」
「そうです。それで私達が特殊遊撃部隊の本隊と言う形です」
「成程わかりました」
「それで響さん達はどういう時に動くんですか?」
「うーんその辺りは具体的に直哉君から指示は特になかったんでクローゼ姫の要請に応じる形になりますかね。あくまでもリベール王国に不利になるような要請以外では」
「そう言う感じですか、つまり特殊遊撃部隊の存在はリベール王国にだけが知ると言うのは維持するんですね」
「ええ、例外がありますけどね」
「そりゃあ、貴方達の世界が私達の世界に近づいて来たから調べたのよこちらでね」
「世界の調査ですか?」
「そうよ、ゼムリア大陸が来た時は、リベール側との交流でねエステルやヨシュアに協力をしてもらうことにしたのよ」
「特殊遊撃部隊の目的は、世界のバランスを壊そうとする者を相手にする事よ」
「「「「世界のバランスを壊す者?」」」」
「ああ、ゼムリア大陸で言えば降魔やノイズやメガビョーゲンの事よ」
「勿論ゼムリア大陸の勢力が、メガビョーゲンが本来の敵の世界で活動をすれば、特殊遊撃部隊の対処する敵勢力となるわ」
「「「「成程」」」」
「例えばクロスベル警察全体が特殊遊撃部隊の敵になる可能性もあるわよ」
!!
「そんな事は・・・」
「そんな事ないと言い切れないわよね。もしノイズやメガビョーゲンの存在がクロスベルから帝国や共和国に流れたら、ワイズマンが3国を巻き込むような事を考えるかもね」
!!
「おいおいそりゃまずいぞ」
「トワさんそれは俺達に対する忠告ですか?」
「そうよ。今の特務支援課と私達は知りあったばかりだし、貴方達も心の底から信頼してないでしょ?」
「それは・・・」
「それが普通なのよ。エステルやヨシュアが異常過ぎなのよ。何も疑いもしないでいきなり友好的だし」
「何ですってトワ」
「少しは疑いなさいよ。そんな事だからヨシュアの気苦労が絶えないのよ」
「「「「「あはは」」」」」
エステルとトワの話を聞いたヨシュアと響達は苦笑いをするしかなかった。
暫くして・・・
「そうだ、特務支援課の4人今から融合世界に来なさい」
「「「「はああーーー」」」」
「今からですか?」
「そうよ、言葉の説明だけで、ちゃんと理解できた?」
「そう言う流れで特務支援課は私達の事を知りましたけど」
「トワさんらしいですね」
その頃エステルさん達と合流した飛鳥達は・・・