「確かにワイズマンの動きは気になりますが、本当に僕達が動いていいんですか?」
「まなつちゃん達の世界と同じなら・・・」
「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」
「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」
「そうなんですね」
「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」
「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達を変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」
!!
「「「「「そんな」」」」」
エステルの言葉にのどか達と雨宮さくらは驚いていた。
「それじゃあ僕はまた死にかける事が、決定じゃないですか?」
「ああ、それは・・・我慢して」
「嫌ですよ」
「ええ――」
「トワ勝手に決めるのは自重しなさい。それに16番目のプリキュアの世界で兄さんが死にかけている事も知っていて、貴女は全く動かなかったわよね」
「あれは、私も想定外だったのよ仕方ないじゃない」
「トワ本当は?・・・」
「16番目のプリキュアの世界に行くのが、面倒だったからです。飛鳥様」
「すなおでよろしい」
!!
「そんな・・・そんな理由で動かなかったなんてトワには僕は必用じゃないんですね」
「ああ、直哉確かに16番目のプリキュアの世界に行かなかった理由は間違いないけど、別に直哉が必要じゃないわけじゃないわ。信じてよ」
「・・・本当ですか?」
「ええ、本当よ」
「兄さん騙されてはいけませんよ。あの顔は信じてはいけません」
「ちょっと飛鳥何言ってるの?あんた仲直りさせる気はないの?」
「別にトワの独断で兄さんが疲れてるだけだし、トワが行動を改めたらいいだけじゃん」
「グッ正論過ぎる」
「あの時飛鳥ちゃんに言われ、僕もトワとの付き合い方を変えたので」
「おのれーー飛鳥めーー」
「私を呼んだ?トワ」
「ひっ飛鳥何でここにいるのよ」
「我れが呼んだ花寺直哉達を17番目のプリキュアの世界を調査させるだから、ゼムリア大陸にいる守護者の中で、直哉達が抜けても問題が無いようにな」
「そうだったのレイでもね、直哉は17番目のプリキュアの世界を調査依頼を拒否したわ」
「ほう、そうかトワの思い付き依頼を直哉が断ったか、成長したな」
「なっレイ断るの想定してたの?」
「当たり前だ17番目のプリキュアの世界に行く=直哉の命を失う可能性が高いからな、こんな事誰がすると思うか?」
「そこはまだ我々の仕事の範囲だぞトワ」
「それになのどか達も絶対はんたいするぞ」
「グッのどか達を敵にはしたくないわ」
「そうかなら諦めろ」
「ああ、あの時の話なら問題は無いよ。まさかここであとまわしの魔女の配下の1人が今までの事を仕組んでいたとは思わなかったけど」
「そうですね兄さん。私と光さんでエステルさん達と一緒にいる原作世界ののどかさん達をサポートすればいいんですね」
「そうだよ。響さんはまなつちゃん達と、帝国華撃団と巴里華撃団を連れてリベール王国に行ってくれませんか?」
「え、そこは直哉君と融合世界ののどかちゃん達が行くべきじゃないの?」
「本来ならそうなんですけどね、そう言う訳にもいかないんですよ」
「どういう事?」
「うーんそうですね。ゼムリア大陸に残った方がいいかもですね」
「少なくとも原作世界ののどかさん達が、エレポニア帝国やカルバート共和国にマークされていると思っていた方がいいと思いますし」
「ああ、そうね少なくとも私やヨシュアと一緒にいたのを見られてるわね」
「でもこの理由で直哉と融合世界ののどか達を動かさないのはもったいないと思わない?」
トワがレイに言う。