「「成る程」」
「確かに私達の大陸に異常な強さを持つ人達が多いわね」
「ごめん響、レオンハルトが迷惑かけたね」
「いえ、レオンハルトさんはまだいいほうです)
そして響はその当時の事を思い出した。
その時不思議な事が起こった。
「ねえ、直哉君私夢でも見てるのかな?」
「いえ、響さん夢と思いたいのはわかりますが現実ですよ」
「やっぱり、夢じゃないんだ火炎魔神さんにペコペコしてるのは、ネフィリムなんだ・・・ええーー火炎魔神さん。自立型完全聖遺物ネフィリムを部下にしたーあり得ないんですけどーーー」
バターン
そう叫びながら響は気絶した。
「「「「「うわあなんか凄い経験しましたね響」」さん」」」
「こりゃ響がゼムリア大陸に行くの嫌がるのもわかる気がするわ」
そうだねエステル」
「なら私が行かなくても・・・」
「いえ、響さんにはゼムリア大陸に行ってもらいます。昨夜エステルさんのお兄さんから正式に要請がありましたから)
「ええ、兄さんが」
「ええ、そうですよエステルさん」
「白面のワイスマンでしたかねエステルさん達の敵の名は、その人が巨大ノイズをリベル・アークに設置したためにエステルさん達は一時撤退をしたのですよね」
!!
「直哉さん私達の行動の事をどうしてそこまで知ってるんですか?」
エステルが直哉に質問をする。
「ああ、それはですね。どうやらナオヤさんも福音計画を注視してるみたいですよ」
「ええーー兄さんが私達を見てるーー)
「よかったねエステル)
「ええ昨夜ですけど正式に要請がありましたので響さんをゼムリア大陸に派遣をして欲しいと」
直哉すまないがシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しいんだ)
「ええ、響さんを?どうしてまた」
「実はな、エステル達とワイスマンとの決戦が近くてな、ワイスマンは大型ノイズをコントロールしてリベル・アークに配置していることがわかり、一度リベル・アーク攻略戦は離脱して体勢を整える為撤退したのだ」
「成る程、確かに小型ならエステルさん達でも倒せると思いますけど大型ノイズは厳しいかもですね」
「だから念のためにシンフォギアを纏える者をこちらに連れてきて欲しい」
という依頼があり、響さんよろしくお願いいたしますね)
「ええーー直哉君は来ないの?」
「僕の場合は外泊許可が取れれば行けますけどね」
「じゃあ外泊許可が取れなければその依頼はキャンセルなの?」
「いえ、キャンセルはありませんその場合は響さん一人で行ってきて下さい)
「そんな・・・)
「響頑張って)
「僕達も協力するからさ」
「・・・」
「あの響さん落ち込んでるとこすみませんが、貴女に護衛の依頼をしますね」
「・・・護衛の依頼をですか?」
「ええ、護衛の対象はここにいるちゆさんとひなたさんです)
!!
直哉の言葉にこの場にいる全員が驚いていた。