「恐らくですけど、ワイスマンは巨大ノイズを使って来たのは、響さんの纏うシンフォギアをみたいからじゃないかと思っています」
「成る程」
ヨシュアが直哉の意見に納得する。
「でも別に響をおびき寄せる為なら小型のノイズでもいいんじゃ?」
「エステル忘れたのかい?僕達がここでノイズと戦った時の事を?」
「それは・・・」
エステルさんヨシュアさん貴女達のSクラフトなら小型ノイズは倒せるでしょう響さんが来るまで持たせてください」
「やるしかなさそうね。ヨシュア」
「行くよエステル」
「食らいなさい鳳凰烈波」
「ファントムブレイド」
そしてエステルとヨシュアのSクラフトが小型のノイズ15体を一掃した。
!!
「「「「「「「ええー天使以外の人間がノイズを倒したーー」」」」」」」
大神達は直哉によってシンフォギアでしか倒せない筈のノイズを倒した人間がいることに驚いていた。
「恐らくワイスマンはこの時の事を知っているんだよエステル」
「まさか」
「結社の情報収集能力を甘く見ない方がいい、それにエステルには悪いけどナオヤさんも今は結社側だし、ワイスマンに伝えている可能性も高いと見た方がいい」
「・・・」
「ええ僕もそう思います。少なからずともワイスマンはエステルさんとヨシュアさんが小型ノイズを倒していることを知り巨大ノイズを配置した可能性が高いと思います」
「後ナオヤさんはワイスマンと繋がりは無いようですよ」
「何故そういえるのかな?」
ヨシュアが直哉に聞く。
「それは響さんがグレ響と一緒にナオヤさんを助けていたからですね」
「ああ、そうだった。私達は直哉君に言われてナオヤさんを追いかけていてね)
そして響はその時の事を話し出す。
「ふひーーさっきの地震凄かったね、お兄ちゃん。」
「ああ、そうだなシャーリィー」
「シャーリィー囲まれたなこりゃ」
「だね、お兄ちゃん。この感じだとゲートの中で戦った奴かな?」
「流石に気がつくか、ナオヤ・ブライト」
「やはりゲートの不調も貴様の仕業か?黒のイシュメルガ」
「フ、そう言う事だ、リィン・シュバルツァーよりお前達の世界のほうが脅威だからな」
「イシュメルガ貴様、リィンの中にお前の欠片が残っているのか?」
「さあg知らぬな。さあお前達は我の手駒になってもらうぞ」
そう言ってイシュメルガは紅いプロレマ草に以前喰われた白銀の羅刹を召喚しナオヤ・ブライト達に攻撃を指示をした。
「さあ、白銀の羅刹よあの二人をお前の仲間にくわえてやるのだ」
GAAOO
そしてその周囲に紅いプロレマ草が咲き始めた。
「さあ、我の仲間になるか?ナオヤ・ブライト」
「嫌だね、誰が一度リィン・シュバルツァーに倒された奴なんかに」
「おのれ許さんぞ羅刹二人を殺せ」
「GAAOO」
羅刹が二人に攻撃を仕掛けたときその攻撃は、1つの剣と2つの拳によって防がれた。
「大丈夫ですか?」
「ああ、助かった」
「そして私達は何とかイシュメルガを撃退したと思ったらまさか大神さん達があんなことに似るなんて思わなかったけど」
「成る程じゃあ兄さん達はまだこちらにいるのねシャーリィーと」
「恐らくいると思いますよ)
響がエステルに言う。
「わかったわ。響とちゆさんとひなたさんには悪いけど今からゼムリア大陸に戻りたいからこのまま行くことになるけどいい?
「「「構いません」」」
エステルの質問に答えた。3人は病院を出てゼムリア大陸に向かうのだった。