その日の夕方・・・
「響さんとまなつちゃん達少しいいですか?」
「あ、直哉さんどうしたんですか?」
「直哉君フィーネさんとの打ち合わせ終わったの?」
「ええ、先程終わりました」
「まなつちゃん皆を呼んできてくれる」
「はーい」
暫くして・・・
「皆さん揃いましたね早速皆に言いますね。まず響さんから言いますね」
「それでウィル博士との会談はいつどこでするんですか?」
「ああ、それは・・・明日だ、場所はここだ」
「成程、僕達が下手に動かないで良いようにの処置ですね」
「ああ、ウィル博士がお前達の状況を理解した上で受けてくれた」
「しかしウィル博士が響さんに興味を持った切欠は何でですか?」
「ああ、奴が言うには」
「直哉君どうすればいい?」
「グレースさん。バス型メガビョーゲンを浄化するなら零距離からの一撃です」
「そうか、響さんに浄化をして貰うんだね」
「ええ、その方が乗っている乗客の事を考えると、その方が安全だと思うので」
「正直こういう形でのメガビョーゲンを浄化は、初めてなので」
「うん、わかるよ」
そしてグレース達は動き出した。
「アース、響さんメガビョーゲンを浄化するのは任せるね」
「ええ――私浄化出来ないよ。出来ますよシャドーにはプリキュアの力があるので」
「あ、そっかそれでアースさんにメガビョーゲンを浄化するサポートを頼のんだんだ」
「響さんが慣れない間ですけどね」
そして響とアースがメガビョーゲンを浄化することに成功した。
「あの時の映像を偶然見た事により、ウィル博士は、響に興味を持ったそうだ」
「ええ――あの時にあの博士に興味を持たれたの」
「どうやらそのようですね」
「しかも博士と会うのが明日だなんて」
「それには僕も驚きましたよ響さん」
「さて今度はヤラネーダに関しての報告です」
「この映像を見てみろ」
そしてフィーネが、映像を再生する。
「まあいい、私も前任者は嫌いだったからな」
「そんな事より風鳴弦十郎君私が君に連絡したのは何の為なのかわかるな」
「はい」
「よろしい、ただでさえあの立花響と言う少女をいろんな国が狙っているのだから奪われるなよ」
政府高官がそう言うと二課との通信を切った。
「ふう」
「お疲れ様です司令」
「ああ、あおい君ありがとう」
「まあ仕方ないだろう。政府としてはメガビョーゲンとヤラネーダの存在を隠すだけで精いっぱいなのにその情報を知られたくない国に漏れているんだからな」
映像停止・・・
「御覧の通り二課にも執拗に特殊遊撃部隊の行方を捜している。私としては今回二課に接触するのはお勧めしないぞ」
「以上がヤラネーダに関する事です」
「「「「「成程」」」」ヌメリーがかなり好き勝手してるのね」
シンフォギア世界では、ヤラネーダに対抗策がないために世界各国がヤラネーダに対抗できると思われている響さんを探してるみたいですね」
「ええ――私を何でーー」
「そりゃあ響さんが、シンフォギア世界で降魔蝶を倒し、バス型メガビョーゲンを浄化した経緯がありますからね」
「そんな」