「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」
!!
佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。
「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」
「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」
そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。
バテデモーダの事より佐谷直哉さんの方に集中してたので」
「成程な」
「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」
「はい」
「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。
「ええ――」
のどかはレイの言葉に驚く。
「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」
「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」
「あんた達声が大きいよ」
「「「「ごめんなさい」」」」
「うんこの声リューネさん?」」
「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」
「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」
「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」
「その時から2人がこの状態だったんですね」
「ああ、そうなんだ」
「直哉私が、2人を見ていいですか?」
「うんアースお願いできるかな?」
「はい」
「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」
「活動意欲エネルギーって何?」
「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」
「うええ、やる気を――」
「じゃあ17番目のプリキュアの世界にヤラネーダが出たんですか?」
「いや、それは無いな。そうでなければあの時に驚く意味がないからな」
「あ、そう言えばそうだ」
のどかが思い出す。
「何よこのノイズと降魔と言うのは?」
ローズマリーが直哉に聞く。
「えーと融合世界の特殊遊撃部隊の主だった敵勢力ですね」
「もしかしてトワ特殊遊撃部隊のの基本的な事をローズマリーさんに言ってないんですか?」
「だって面倒だから・・・てへ」
「・・・直哉トワが融合世界の神様で良いのって思うんだけど?」
ローラがそう言う。
「はあ、仕方ありませんねローズマリーさん今度はこちらの映像を見て下さい」
「この映像に映っているのはキュアサマー達の世界で僕達の中で16番目のプリキュアの世界と言う事もあります」
「あれが人間と言うの?信じられないんだけど」
「ええ、あれはまだ特殊な人間の部類に入りますけどね」
「ローズマリーさん貴女達が特殊遊撃部隊の協力者になる場合本来なら遭遇しない存在とも場合によっては戦う事をお願いするかもしれませんよ」
「まあ、どうしても無理ならば、今管理者の神殿にいる仲間と一緒に17番目のプリキュアの世界に戻るまでトワが面倒を見ますが」
「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」
「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」
「「ええーー」ラビ」