「そろそろ出て来たらどうだ?佐谷直哉」
「うーんもう少し驚いても良いんじゃない?」
「これでも十分に驚いているぞ、ここはシンフォギア世界にお前がいる事はな」
「ふーんそれにしても花寺直哉君だよね居間は?」
「ああ、それは・・・それがどうかしたか」
「いや君も大変だなと思ってさ」
「そうか、なら本題に入ってくれ」
「わかったよ仕事熱心だね」
そして佐谷直哉は融合世界の映像を直哉に見せた。
「成程な」
「こちらものどか達にビョーゲンズとの関係を言わなかったのが原因でもあるが、もうビョーゲンズとの共闘もそれなりにしたからな、ここで伝える為に来たのもあるがのどか落ち着いて聞いて欲しい」
「はい」
「管理者の神殿に現れた和実ゆいとコメコメは、以前の飛鳥と薫が陥ったヤラネーダ関連が原因と言う調査結果が出た。
「ええ――」
のどかはレイの言葉に驚く。
「そうだ、それに和実ゆい達が管理者の神殿に来る前にヤラネーダにやられたとわかった以上直哉に伝えなければいけないが、シンフォギア世界にいる以上管理者の神殿を通じての通信は避けたいのだ」
「そこで融合世界ののどか達と17番目のプリキュアの世界の人物をシンフォギア世界に行って貰う事となった」
「「ええーー」ラビ」
映像停止・・・
「何だと!!17番目のプリキュアの世界から来た子達がヤラネーダにやられていただと」
「うんそうみたいだね、僕としては君に教える義理は無いんだけどね」
「まさか、バトラーが原作世界のキングビョーゲン達に協力要請をしていたとは」
「君達の世界の神様達も動き出したみたいだね」
「確認したいのだが、いいか?」
「うん良いよ」
「佐谷直哉、お前はどう動くつもりだ?」
「うーん僕としては、関与する気はないけどそろそろ真宮寺直哉が、目覚める頃だからね」
「彼は僕と違って好戦的だからね」
「貴方があのヤラネーダを生み出したの?」
「ああ、そうだぜ、今回はその時に捕獲した新生帝国華撃団のメンバーやる気を使ってこれを作ったんだぜ」
「ちょっとそこまでなんで言うのよ」
「別にいいだろ。やれゼンゼンヤラネーダ」
「皆行くよ」
「「「うん」」ああ」
「行くよコーラル」
「うんサマー」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!おてんとサマーストライク!」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」
ハートルージュロッド!」
「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」
「ハートルージュロッド!」
「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!
「「「「ビクトリー!」」」」
「おいおいお前達よく見ろよ」
「「「「「えー―ヤラネーダが浄化してない」」」」
「あはは、ならばこちらだな。アルビトル・ダンフェール」
真宮寺直哉の言葉を受けて無限型ゼンゼンヤラネーダが魔法陣から無数の魔導弾が発射された。
!!
「「「「それはクラリスさんのきゃあああ」」」」
無限型ゼンゼンヤラネーダの攻撃によりサマー達は変身が解けてしまった。
「「「「うう」」」」
「よしゼンゼンヤラネーダ夏海まなつのやる気を奪え」
ヤラネーダヤラネーダ」
そして全然ヤラネーダはまなつのやる気虹色を奪った。
まなつのやる気は、ゼンゼンヤラネーダ体内に取り込まれた。
「確かにな、奴よりはまだ佐谷直哉がいいな」