「貴方が、この融合世界の中心世界に住む管理者の仕事をしている家の当主ですか?」
「私は、最近こちらに現れた幼馴染世界の神の業務をしているメルクと申します」
「宜しくお願いします。自分は獅童直哉と申します」
「あら、内の世界にも紫藤直哉がいるんですよ」
「そうなんですねメルクさん」
「それでメルクさん確認ですけどここに来た理由は何ですか?」
「ええ、実は私達の世界ももしよければ融合世界の一部に加えて頂けませんか?」
「は?はあーー」
直哉はメルクの発言に驚いていた。
「ちょっと待ってくださいメルクさん融合世界の一部になりたいとはどういう事ですか?」
「ええ、実は私達の世界では無断で私達の世界に入り込んで来る者達がいてその者達が介入するので私は一度死んでしまったんです。おかしいですよね」
「ちょっと待ってこれはもしかして・・・このメルクさんは過労死で死んだ直後のメルクさんなのか?」
「あら、どうしました直哉さん?」
「ああ、すみません。融合世界の担当の神は複数いるのでメルクさんの要望を伝えて来ますね」
「わかりました」
そして直哉は一度メルクのいる部屋から出て別室にいるトワに会いに行った。
「トワさんこういう事もあるんですか?今来ているメルクさんは過去から来たと言うことですか?」
「そうねメルクさんは過労死したのは間違いないのだから、その事がきっかけで飛鳥と薫を殺すつもりだったしね」
「「あああの時ね、覚えているよ」」
飛鳥と薫はそんな感じで昔を思い出していた。
「トワさんメルクさんが融合世界の一部になることを希望しているんですが、どうしたら良いですかね?」
「え、そんな事を希望してるの?メルクは?」
「そうですけどそれに・・・ええ、実は私達の世界では無断で私達の世界に入り込んで来る者達がいてその者達が介入するので私は一度死んでしまったんです。おかしいですよねと言う事も言い出してこれは僕だけの判断では厳しいと思って戻ってきたんですよ」
「それに、僕たちはゼムリア大陸に行かないといけなくなりそうですしトワさん後は任せて良いですかね?」
「ええ、仕方ないわねまさか過去からミズキとナナだった頃を知る人が来るなんてね」
「え、どういう事ですかトワさん」
トワの発言に疑問を持ったのどかがトワに聞く。
「ああ、私はミズキとナナが一つになっている状態でメルクは私達の実の母親なのよ」
「「ええーーそうなんですか」ラビ」
再びトワの発言に驚くのどかとラビリンだった。