クロスベルに蔓延する悪魔の薬1 状況確認と合流前編
「「「「「これは酷い」」」」」
「クロスベルが酷い事になってる」
「皆さんとりあえずレンさんと合流しますよ」
「「「「うん」」ええ」はい」
そして直哉達は簡易ゲートでレンの拠点の人形職人の館に向かった。
「久しぶりね直哉。貴女達が来たと言う事は、エステルと響は融合世界にいるのね」
「うんそうだよと言っても融合世界も最近まで完全封印されてたけどね」
「それどういう事よ?」
そして直哉はレンに説明した。
「ここまでですけど」
「そう、なら教えてあげるわ」
「あいつがいれば恨みをはらそうと思っていたが、まあそれは後のお楽しみだな。今はこの世界の情報を集めることが先決だな」
「たくっ佐谷直哉として活動した記録が使えたら面倒な事をしなくていいのにな」
そう言って真宮寺直哉は融合世界の調査を始めた。
「とりあえずこの世界は自分の予想だと幼馴染世界の過去だと思うんだよな」
「漸く俺の時間だな。まず軽く降魔出したが、特殊遊撃部隊が出て来ると思っていたが、どうやら帝国華撃団とは別の組織のようだな」
「そして、ブルーがいないようだな」
「ただ大神さんが帝国華撃団にいなかったから恐らく大神さんは、巴里華撃団にいるんだろうな」
直哉とゆいを襲った降魔を指揮したのは、真宮寺直哉の裏人格の裏直哉よ」
「ええーー」
「どうして彼が?」
「それは貴方が佐谷直哉から聞いてるんじゃないの?」
「あ、そう言えば」
「いえ、直接な解決はしてないわ」
「これを見て直哉」
「ああ、それは今真宮寺直哉のいる場所で7人世界と幼馴染世界のイベントを使い、真宮寺直哉の力の軽減をするの、特殊遊撃部隊が対峙しても問題がないレベルにまでね
「成程今トワは真宮寺直哉が初めてあおぞら市に来てたレベルまで下げたいのね」
「ええ、そう言う事よ」
おおおお、ヴォルクルス様多少は違う所がありますが、ヴォルクルス様に間違いありませんね」
「うん、ヴォルクルス様の中に異物がありますね3つほど・・・いや2つだけ邪魔ですから排除しましょう」
そう言ってルオゾールは、ヴォルクルスの中にある飛鳥と薫のやる気をヴォルクルスの中から排除した。
「と言う二人の会話を聞いてねそれで裏直哉達にはまだ融合世界関連は見せるべきではないとレイと決めてたの」
「でも、一時的に真宮寺直哉の闇の力もとい米田健二の力を弱めても私達のパパを見たら意味なくない?」
「イヨと飛鳥と薫に頼んで一時的に行動不能にして貰ってるから」
「その間に私とレイで融合世界に新たなダミーとなる世界を作って真宮寺直哉を入れたから」
「成程ならその世界には特殊遊撃部隊としては関わらなくて良いんですね」
「ええ」
「そう言う理由で融合世界と友好世界は封印されていたんだ」
「成程、何でグノーシスの試薬がこの短期間で出来上がったのが謎だったんだけど、直哉の言葉によって解けたわ」
「私達が完全封印されている間にワイズマンがグノーシスを流通させている奴の背後にいるわね」
「レンさん流通させている奴は一体?」
「その辺は、まだわからないわ。何が目的で流通させているのかもわからないのよ」