「ふへ――疲れました」
「ゆいさんお疲れ様響さんゆいさんにお菓子をあげたいんですが何処かありませんか?」
「あ、それならあそこに行きましょうか」
響がそう言うと翠屋にやって来た。
「「「・・・ええーー何で皆がいるの?」」いるんだい」
響達3人は翠屋にいたのどか達とまなつ達を見て驚くのだった。
「ああ、それは・・・トワさんの依頼で」
「海鳴市のお菓子が無いので17番目のプリキュアの世界に関する仕事は中断すると言い出したので」
「ああ、何となくわかるよのどかちゃん。それじゃあ私達とは合流しないんだね?」
「どうしますレイ?」
「うむ聞かれた以上我の調査任務に関してのみ同行を許可をしよう」
「ただ今回の任務は海鳴市に滞在するチームと合流は基本禁止とする」
「直哉に関しては滞在チームと連絡する場合があるがな」
「ええ――私達もゆいちゃん達と話したいよ」
「まなつ私は嫌よ新生帝国華撃団特に初穂に会うの」
「「「あ、成程」」」
「はい、海鳴市に来る前にそう言われて」
「成程ね、この買い物が終わったらレイさんの依頼をするんだね」
「はいそうなんですよ。響さん」
「あ、そうだったトワさんが言ってましたたけど、なおやくんに連絡する場合1人の時にして欲しいと」
「え、どういう事?」
「それが・・・トワさんのあれが中断したので、レイさんの依頼を受けていると言いましたが、直哉君もその依頼に同行するように言われてて」
「ええ――大丈夫なの直哉君は?」
そしてその場にいる全員が直哉の自宅に入った。
「だから別々にしたのよ。見回りにしても17番目のプリキュアの世界を融合世界に転移させる事も重要な任務になるからね」
「何せ融合世界を封印状態にしたからね各世界を調査しないと、その為には直哉の同行は必要よ」
「それはわかるんですけど、初穂さんがちょっかいを出すんじゃないですか?」
「ああ、それは大丈夫よ新生帝国華撃団は直哉の姿は見ないから」
「「はっ?」」
「響さん達にしか見えないのならレイさんの依頼に同行させてなおかつ響さん達のサポートさせた方がいいと2人が判断したんです」
「成程、それプラス新生帝国華撃団の関係ね」
「はい」
「へーくしょい」
「あら初穂風邪?」
「うんにゃ、違うぜさくら」
「久々の外だし遊ぶ・・・ぜ」
バターン
そして、響達の海鳴市滞在の2日目は東雲初穂の風邪による騒動から始まった。
「それでは誠十郎さんとゆいちゃん行きましょうか」
「ああ」
「はい、コメコメ行くよ」
「コメコメ」
そして急遽響達のチームの中で看病組と海鳴市内の調査をするチームに別れて行動を開始した。
「すまない響さんとゆいさん。本格的に調査を始めようとした矢先なのに」
「気にしなくて良いですよ誠十郎さん。誰でも風邪はひくので突然」
「そうですよ。それに風邪ならご飯を食べれば大丈夫ですよ」
「確かにそうだね」
「誠十郎はそう言う。