「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」
「あ、謎の怪物消滅しました」
「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」
「了解です」
「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」
「確かにね」
「後アリシア・テスタロッサの生存のイベントかんれんですが・・・」
「笑ってる場合じゃないぞ、そこの4人君達も出るんだぞその舞台に」
「「「「え、嘘」」」」
「いいえ、本当です、ちなみにここで生活する時は、一切の魔法の使用を禁止します」
「「「「ええーーーーー」」」」
「いいですね」
「「「「はい、わかりました」」」」
「もし破った場合は各部隊長に、罰金を払ってもらいますから」
「「え、お兄ちゃん、兄さん本気?」」
「当然ですよ、なのはもフェイトも部隊長なのだからね」
「直哉君厳しすぎない?」
「ならさくらちゃんが、フェイトの罰金代わりに払う?」
!!
「いやフェイトも大人だから私は払わないよ」
「そんなー姉さん」
「と言う事で今日は皆さん。ゆっくりしてて下さい、明日から舞台の練習を始めますので」
そしてなのはたち7人は、支配人室を出て行った。
「そうわかったわ。融合世界のオリジナルになるように向こうにいる響に伝えるわね」
「お願いしますトワ」
「それではトワ特殊遊撃部隊としての仕事は海鳴市で起きる予定の闇の書事件に対処できる体制を整える事ですか?」
「そうね、過去の紫藤直哉達のその後は気になるけど、何か融合世界に不都合が起きない限りスルーで良いと思うわ。元々過去の幼馴染世界に行った目的はアリシア・テスタロッサの生存の不都合がないかを調べる事が本来の目的だったしね」
「そうでしたねちなみにこういう展開でしたよ」
紫藤直哉サイド・・・
「あ、さくら、直哉お兄ちゃん着いたみたいだよ」
そして、さくら達は、プレシアと対面した。
「貴方達は誰?私とアリシアの憩いの時間を奪わないで」
「それは失礼しました。プレシアさん。僕達は、フェイトさんについて聞きたいだけです」
「・・・フェイトですって、ああ、あの出来損ないの粗悪品のことですか」
!!「粗悪品ですって、貴女は人間をなんだと思ってるの」
さくらがプレシアに向け、強い口調で言う。
「フェイトが人間ですって、あの子は、人間ではないわ、アリシアの記憶を持った只の人形よ」
直哉たちとプレシアの会話は、神武の通信機能で、なのはたちにも聞こえていた。
「私が、母さんにとって、只の人形だなんて・・・」
「・・・フェイトちゃん」
フェイトには、自分の母親であるプレシアの言葉がかなりショックだった。
そしてその直後、時の庭園に、衝撃が走った。
「どうやら時間のようです。アイリスみんなの所へテレポートお願い」
「うんお兄ちゃん」
直哉たちがテレポートした直後、時空管理局が、時の庭園にやって来た。
「おかしいわね何故プレシアしかいなかったのかしら」
そのころさくら達は無事に目的を果たし、いつもの生活に、戻っていた。
プレシア・テスタロッサは、管理局に逮捕された。
「そう言う流れだったのね」
「ええ、アリシア・テスタロッサの肉体は恐らくあの時に・・・」