後7人世界の出来事も出て来ます。
「さて、現在集まれる守護者全員が集まったのでトワさんが決めた内容を報告しますね」
「「「はい」」」
響と光とのどかが返事をする。
その時・・・
「ちょっといいかい?直哉君。君は報告するのにこんな少ない人数で良いのかい?」
過去の紫藤直哉が若干不満げな表情で、融合世界の直哉に聞く。
「ええ、このメンバーだけに今回報告するんですから」
「だからって君達の部隊にも他の仲間達がいるのに無視をするのかい?」
「いやですから、今回は守護者用の報告会なので・・・守護者とは融合世界で出来た新制度で融合世界の内部や友好世界から1人が僕達の部隊に所属した上で、今回のように管理者が直接に部隊の全員に伝える事が出来ないので重要な事だけを先に守護者に伝えてそれからその依頼を実行する前に全員に伝えるので」
「あ、そうなのかい?それはごめん。まさかそんなシステムが出来てるなんて知らなかった」
「まあ、仕方ないですよ。紫藤直哉さん達の頃は転移で幼馴染世界にやって来るのが当たり前だったのですから」
「ああ、そうだったな懐かしいな」
そして紫藤直哉が思い出す。
「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」
「木喰」
「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」
「たった1機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破し、わしの所までこれるかの?」
木喰は、余裕の笑みを浮べる。
「私達を甘く見ていると、痛い目を見ることになりますよ木喰さん」
「抜かしよるな、小娘が」
そして木喰との戦いが始まった。
「皆加山さんが、攻撃装置を無効化するまで、攻撃装置の射程に気をつけて」
「「「了解」」」
そして攻撃装置は無力化された。
「今だよ二人共」
「行くよ、フェイトちゃん」
「うん、なのは」
「ディバインバスターー」
「サンダーレイジ」
二人の魔法が帝劇防御壁を貫通し桜天武が木喰の魔装機兵智拳に、近づいた。
「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」
「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」
「これが私達の絆の力です」
「「破邪剣征・桜花天舞」」
「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」
「あの時も結果的になのはとフェイトちゃんと言う。異世界の力を使わせた上での勝利だからなあ」
紫藤直哉がそう言う。
「そう言うのは君達は許されないんだろう」
「いえ、そう言う訳では無いですよ」
「へ、そうなのかい?」
「全員が揃ったので進めます。由利さん映像をお願いします」
「了解」
!!
「「「「何なんですか?あれは」」」」
「ふむ君達の反応から考えると、現在花やしき遊園地を襲っている2体の怪物は正真正銘の謎の怪物になりますね」
「でもあの時は介入してたよね。後7人世界でも」
「ああ、それは・・・」
「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」
二つの帝国華撃団と二体のメガビョーゲンの戦いは次第に帝国華撃団が圧され始めていた。
真双焔武に乗る真宮寺直哉と二人乗り霊子甲冑桜武に乗る紫藤直哉つぶやいた。
「「何だ僕達の攻撃が効いてないのか」」
「「どうするの直哉君」」
二人の乗さくらが二人に聞いたその時バテデモーダが二つの帝国華撃団の前に現れた。
「やあはじめまして、二組の帝国華撃団の皆さん。自分は遥か未来から来ましたバテデモーダと言います。よろしく」
「「「「「「「「バテデモーダ」」」」」」」」」
二組の帝国華撃団は突然現れたバテデモーダに驚いていた。
「お前の目的は何なんだ?」
「それは地球を蝕むことっすよ」
「「「「「「「「地球を蝕むだってーー」」」」」」」」
「そうっすよやれメガビョーゲン」
「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」
バテテモーダの言葉を理解している二体のメガビョーゲンがそれぞれの体内から赤黒の光線を出してその周囲の大地を赤黒く変色した。
「「うわあ大地が変な事になってるぜ」」
二人のカンナが同時に言う。
「バテデモーダこんなことして何になるんだ?」
真宮寺直哉がバテデモーダに聞く。
「確かにこちらの世界の地球を蝕む必要はないっすけど」
「おっと来たみたいすね」
「「なに?」」
「「「トリプルハートチャージ」」」
「「届け」」
「「癒やしの」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア ヒーリング・オアシス」」」
「「メガビョーゲンメガビョーゲン」」
「「ヒーリンググッパイ」」
提灯型と屋台型のメガビョーゲーンは浄化され大地も元に戻った。
「今日はここまですっね」
そう言ってバテデモーダは撤退した。
「「いったい何だったんだ」」
二人の直哉がそう言うと、二つの帝国華撃団は大帝国劇場に帰還した。
「あの時介入したのは両方にメガビョーゲンが出現したからですよ」