「「「「「ええーー」」」」」
「あくまで今言った事は可能性があると言うだけなので、本気にされても困りますけど」
「少なくとも、中心世界にいた頃は好戦的な態度は無かった筈ですから」
そして直哉が思い出す。
「あ、いたいた直哉さん」
「はいなのはさんどうしました?」
「すみません。私どこで寝たら良いですか?」
「ああ、それはリビングから出てその左隣から3つ分の広さのある和室があるのでその部屋を使ってください」
「わかりました。ありがとうございます」
「それでは僕は行きますね」
「あ、待って下さい」
「まだなにか?」
「はい、お願いですこの世界の私が魔法と出会った頃の記録を見せて下さい」
「どうしても見たいのですか?」
「はい・・・」
「1つ確認ですが、このお願いもメルクさんの依頼の内ですか?」
「それは違います。私個人が見たいのです」
「あの時の話を聞きこちらの自分が魔法とユーノ君にちゃんと会えてるのかが気になるんですね」
「はい」
「しかし貴女とこちらの世界のなのはさんさんは、別人ですよそれでも見たいのですね?」
「はい」
そして2人は別の部屋に行き融合世界の海鳴市の記録集を観覧し始めた。
「「「そう言えば」」」
「多少なりは羨ましいという気持ちから来る暴走でしたが、ゼムリア大陸に来てからの暴走する前は自分とクローゼさんも直接見てないから正確にはわからないですが、少なくとも紫藤なのはと言う人物は感情的になりやすいが、意味もなく暴れる人間では無いんですよ」
「「「「「確かに」」」」
「そういう部分はのどかさん達も見ているでしょう?」
「「「「うん」」ええ」はい」
「あのなのはさんこの方達は・・・」
「ああ、ごめんねこの人たちは・・・お兄ちゃん。お兄ちゃんの苗字はまだ紫藤でいいの?」
なのはが直哉に確認する。
「ああ、まだ紫藤でいいよ」
「皆改めて紹介するね、私の隣にいる男性が、紫藤直哉さんで、この劇場の支配人をしてる人だよ、その隣にいる方が、真宮寺さくらさんで、皆の師匠をしてもらう人だよ」
「「「漸く見たことあるなのはさんとはやてさん達だね」」」
「「「「「成長早すぎです」」」」早すぎでしょう」
お墓戦艦新たな時代に着くとその場にいる全員が中継映像を見て驚いていた。
「皆さん静かに見て下さいね」
「このイベントはトワとレイが見ておくべきと言っていたので」
「特に高町なのはちゃんやフェイト・テスタロッサちゃんの性格を特にプリキュア達が知るには良いイベントらしいので」
直哉がそう言うとその場にいる全員が、再び中継を見始めた。
「「「「ええーーーこの人が私達に色々教える人なんですか?」」」」
「どう見ても普通の人ですよ、なのはさんみたいに人外には見えませんよ」
「・・・スバル後でお話しようね」
「ヒイイイイ」
「なのは、そろそろ、兄さんや姉さんが困ってるから」
「皆さん1ヶ月と言う期間ですが、ここでの生活を楽しんで下さいね、今日は皆さんが来ると言うので、歓迎会を準備していますので、私達に付いて来て下さい」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
直哉とさくらは、なのはたちを連れて、歓迎会会場である楽屋に向かった。
「部下にも慕われていたなのはさんが、僕達と出会う事で性格改変したのなら直哉さんも多少なり影響を受けると思うので」
「そうね私達に会った後の世界で、なのはさんも無自覚のまま敵に操られてしまうイベント中だったら・・・」
「それはそれでまずいわね」
「勿論そういう状況になっているもしくはなのはさんや直哉さんが体を奪われかけた等の事があるとなれば・・・厄介ですから」
その頃管理者の神殿では・・・