「成程ね、さしずめ貴女が、レシピッピと言う妖精を守る為に和実ゆいのいる世界に来たけど、事情があって和実ゆいがプリキュアになっていた時に私達の世界に来た事により、貴女が2人を探しに来たよ言う所かしら」
「ええ、ほぼ当たってるわ」
「ふむ、そうなると貴女達の敵対組織も融合世界の方に来てるのかしら?」
「ブンドル団の方はわからないわね。融合世界で良いかしらこちらにゆいを探してる時は見てないから」
「なっ飲食店の突然変化の真相がこのウバウゾーと言う怪物が関係してるんですか?」
「ああ、そうだ」
「何てことなの・・・」
「司令何故花組に伝えなかったんです?」
「ああ、特殊遊撃部隊の方から止められてたのさ」
「え、直哉君達にですか?」
「ああ、そうだ」
「特殊遊撃部隊の方でも俺達の置かれている状況も把握してるようでな」
「今回のウバウゾー襲撃はある意味帝国陸軍を暴走を止める為の布石と直哉達は見ているようだ」
「それはつまり・・・帝国華撃団を助ける為にウバウゾーが出現したと言う事ですか?」
「厳密に言えば違うと思うが、結果的にはそうなるだろうな。帝国陸軍の装備では全く止める事の出来ない装備よりも倒す事は出来なくとも敵の進軍を止めれる花組民衆の感覚で言うならどっちを残す?かえで君」
「・・・成程そう言う事ですか」
「ああ、どうやら特殊遊撃部隊の敵対組織の連中も今陸軍が進めている帝国華撃団に代わる兵器導入を止めたいようだな」
「しかし何故彼等が我々を・・・」
「何、単純に俺がヤフキエルが嫌いなだけだ」
!!
「誰?」
「お初にお目にかかります。私はブルーと言いいます。現状帝国華撃団と戦っているブンドル団の幹部の臨時上司をしています」
「・・・成程お前がブルーか」
その時米田は思い出した。
「わかりました。こちらも準備が出来次第帝都に行きます。後米田さん月組の加山さんに伝えてください。もしブンドル団の幹部が帝都にいないのが確定した場合はその怪物を操っている人物に安易に近づかないようにと・・・」
「どういう事だ?その人物が相当ヤバい奴なのか?」
「ええ、特殊遊撃部隊でなければ死にます姿を見られただけで・・・」
「そんなにヤバい奴なのか」
「ええ、こちらの調査でブルーと言う人物がキュアプレシャス達を融合世界に転移させたと言う事が判明しましたので」
「ブルーとやら何をしにここに来た?」
「ああ、それは・・・うるさいハエを叩き落としたからな」
そう言いブルーは叩いたハエを米田達に見せた。
!!
「「加山」加山君」
そうハエとは重傷を負った月組隊長の加山雄一の事だった。
「・・・うう」
「「生きてる」」
「ああ、こんな男でも必要だろ?米田一基」
「ああ」
「だったら部下のしつけはちゃんとしろよな・・・おっと特殊遊撃部隊が来たようだな」
ブルーがそう言うと米田とかえでが、画面を見るとウバウゾーをデリシャスフィールドに転送したローズマリーとキュアプレシャスの姿が映っていた。