「シンドイ―ネ、貴女の相手は私達だよ」
「そしてレニさんを解放させてもらうわ」
「アイリスの言う通りですね。私達今回ので3組のプリキュアさん達に助けられてますね」
さくらがそう言う。
「そんなに深く考えなくても良いですよ。花組の皆さん」
その時直哉が和実ゆい達の元にやって来た。
「あら直哉さん米田さんとの話し合いは終わったんですの?」
「ええ、先程終わりましたよすみれさん」
「そうですの」
「どうしたんですかすみれさん?」
「ええ、直哉さんに聞いておきたい事がありまして」
「僕に聞いておきたい事ですか?」
「はい、以前夏海まなつさん達が大帝国劇場で宿泊した時に聞いたのですが、帝国華撃団と巴里華撃団が一度解散すると聞いてしまったんですが・・・それは本当なんですの?」
!!
「「「「「「「ええーー」」」」」」」
「・・・ええ、それは本当ですよすみれさん。でもその未来はあくまでも正史の歴史ですよ」
すみれと直哉のやり取りに驚く他の花組のメンバーが驚く。
「ですが私はどうしても気になるのでその記録を見せてくれませんか?」
「まあ、さくらさんが夜叉と接触しても大丈夫だったとはいえ・・・」
「ひっ俺は何も知らない。京極と俺様の上司がメインで考えていたんだ」
「成程なら神器を過去から奪い、それを偽りの魔神器にしたのを認めるのか?」
「ああ、そして大神を封印する場所を俺達に提示したのは・・・ギャアアア」
朧は悲鳴を上げて絶命したのだった。
!!
「あはは、愚かね朧でもこれからは一緒よ」
「「「夜叉」」」
「「「どうしてここに」」」
「融合世界のキュアグレース達久しぶりね、そして真宮寺さくら」
!!
「貴女が夜叉・・・本当に私にそっくりなのね」
「フフそうよ私は、雨宮さくらに地獄を与えたのよ」
「憧れる真宮寺さくらによって殺されるかもしれないという地獄をね」
!!
「そんな・・・」
夜叉の言葉にショックを受けるさくらだった。
「あの時によりはいいか、あくまで正史世界と僕達の出会いと言う形だったから」
「わかりました。今話す事は出来ないので皆さんの食事会が終わり次第紫藤家の家で話しますね」
そして食事会が終わりあの場にいた全員で紫藤家の家に来た。
「それでは始めますね」
「「「「どうして解散したんです」」」」
「それは太正16年に私達の代の最後の戦いを終えた3年後に突然降魔皇と言う者達が帝都に現れてその時に私は霊力を失ってしまい、私は降魔皇との戦いには参加しないことでこちらの世界に残る事となったんですわ」
「それじゃ帝国華撃団と巴里華撃団ともうひとつの華撃団は?」
「直哉さん3華撃団は降魔皇を封印するために幻都にいます」
「「「「幻都に」」」」
「幻都と言うのは何ですか?」
「幻都と言うのは降魔皇を封印しているもうひとつの帝都と思ってください」
「「「「成る程」」」」
「つまりすみれさん以外の3華撃団は幻都にいるわけですね」
「ええ、生きていればですけど」
「「「そんな生きていればって」」」
その時すみれに仕える一人の女性がやって来た
「すみれ様。そろそろ約束の時間となりますがどういたしましょう?」
「もうそんな時間ですかカオルさんありがとう。直哉さんもうすぐここに新隊長がやって来るので少し席を外して貰えるかしら?」
「わかりましたのどかさんとちゆさんひなたさん。行きましょう」
「「「うん」」わかったわ」
「以上が正史世界の状況となります」
「まさかそんな事があって、残った私が帝国華撃団を再編するなんて・・・」
話を聞いた全員が驚いていた。