米田とあやめが飛鳥との出会いを思い出しながらゼムリア大陸の状況を見ていると風組の3人が帝都に異変が起きたことを通達してきた。
「司令と副司令大変です。ゼムリア大陸に大きな力による異変が起きようとしています」
「「何だと!!」何ですって」
「最悪の場合中心世界にもかなりの影響が出ると予測されます」
「椿、映像を出せるか?」
「やってみます」
そして椿によって地下司令室の映像は、プリキュア達とエステル達の名の無き村に変わった。
!!
「「「「「これは」」」」」
米田達が名の無き村の映像に驚いていた。
ちょっとそんな事ありなの?」
シンドイーネはプリキュア達の協力技プリキュア!ヒーリング・オアシスを見て驚いていた。
そしてメガネフィリムは次第にメガビョウゲーンの力が浄化しつつあった。
「ふん、プリキュアどもこれ以上はネフィリムを好きにさせん」
「「「「「「きゃあああ」」」」うあああ」」
その時イシュメルガが操るマリア・タチバナがイシュメルガによって復元されたメガ光武に乗ってプリキュア達に攻撃を開始した。
「「こっちにイシュメルガがやって来た」」
「嘘でしょイシュメルガあんたの目的はリィン君に復讐する事のはず何でこちらに来たのよ」
「知れたことよ。エステル・ブライトリィンを確実に殺す為の手駒を手に入れるためにここに来た。
「何ですって」
!!
「リィン君を殺す為にメガネフィリムを手に入れるのか?イシュメルガ」
「ああ、そう言う事だ。ヨシュア・ブライト」
「何よ何よ、メガネフィリムは私達の物なんだから渡すわけ無いでしょ」
シンドイーネがイシュメルガに向かって言う。
「そうか仕方がないな。ビョウゲーンキングダムの連中を敵に回すつもりはなかったが、この地に眠りし暗黒の力よ姿を現せ」
「おいおい、イシュメルガといいネフィリムと言われたあの怪物といい、常識外れもいいとこだぜ」
「そうですね司令以前直哉君がここで説明をしてくれた時話をまともに理解しようとしなかった自分が恥ずかしいです」
「あやめ君気にするな、俺もあの時は大神達に説明をした部分しか理解はしてなかったしな」
回想
「なるほどわかりました。帝国華撃団の皆さん。これから暫くの間ですが貴方達には、帝都以外に現れる全ての脅威と戦うことが特殊遊撃としてのたった一つの任務となります。」
「ちょっと待ってください。全ての脅威とはどういう意味ですか」
「言葉通りですよ特殊遊撃部隊管轄は簡単に言えば、融合世界の全ての守り手なのですから」
「「「「「「ええーー」」」」」」」
「あ、それ以外に友好的な異世界とも交流等もしていますがね」
「まさか俺達にノイズやメガビョウゲーンと戦えということですか?」
「ええ、そうですよ、ただその二つが融合世界の脅威とは違いますけどね」
!!
「ノイズとメガビョウゲーンはあくまで融合世界内部に存在する敵に過ぎません。僕達の今の段階の脅威は融合世界の外からくるので」
回想終了
「今から思えばイシュメルガは融合世界の外から来た存在なのかもな?今さくら達が行っているゼムリア大陸にしてもな」
そう米田が呟く。
その頃紫藤直哉と花寺のどかとラビリンは・・・
無事に中心世界に一時帰還をしていた。