「僕としては、このままリヘルアーク内の戦いを手伝う事は反対ですが大神さんを助けてくれた人達を助けたい帝国華撃団の気持ちもわかりますし」
「やはりそうですよね?」
そう言えば飛鳥ちゃん。帝国華撃団のゼムリア大陸へのペン派遣はレイの考えで間違いないないのよね?」
「ええ、それは間違いないです」
そして飛鳥は直哉に帝国華撃団がゼムリア大陸に行くことになった経緯を話し出した。
「俺としてはイシュメルガによって狂わせられた世界そのものを交換した方が早いと思うが今回の世界に関しては乱暴な解決策を使うわけにはいかないからな」
「ええ、そうなんですか?」
「ああその条件を無視するわけにはいかなくてな、そう言う訳だからトワはああいう形をとったのさ」
「そうだったんですね」
「ああ、まあ帝国華撃団がゼムリア大陸に行きたいのなら俺の命令で行かせるぞ飛鳥」
「ええーーいいんです?」
「構わんさ、元々大神とマリアの二人は最悪殺して助けると言う計画だろう」
「ええトワさんもそう言ってましたけど」
「そう言う事だから飛鳥お前の本来の任務は帝国華撃団のお願いを聞いた後で構わないぞ」
「わかりました」
「ああ、グレースと飛鳥と帝国華撃団は別別の方法出来ませんゼムリア大陸に向かえよ」
そして飛鳥はレイとの話し合いは終わり、話し合いの結果を帝国華撃団に伝えてそのままゼムリア大陸に向かった。
「成る程ね、あの時は僕寝てたしレイが帝国華撃団の遠征認めるとは思わなかったけど、今から考えるとリィン達が大神一郎を止めると確信していてその上でレイは帝国華撃団をゼムリア大陸に行くことを許可したのかもね)
「だだ一つ誤算はイシュメルガがマリアと大神を分散させてしまった事だね」
「ええ私もそう思います。恐らくレイやトワさんの考えではリヘルアークで二人の体と魂を確保するつもりだったひとつの筈ですし」
「どちらにしろリヘルアーク内の戦いは僕達がすんなり干渉していいのかと思いますしね、少なくともヨシュアがいない事に対するエステルさんのフォローはしますけどね」
「そのくらいならば大丈夫と思いますよパパ」
そして直哉は今後の事をナオヤ・ブライトに伝える為に彼の元に向かった。
その頃エステルとひなたとのどかは・・・
「「凄いこの建物どうやって建てられたの」」
「そんな事私に聞かれても知らないわかなり昔に建てられた物みたいだし」
エステルがのどか達に説明をする。
「そうだなこのリヘルアークが作られた本当の意味は誰にもわからないだろうな」
「あ、兄さん」
「エステル久しぶりだな」
「そして君達がプリキュアの二人でいいんだよね」
「「はい」」
ナオヤに聞かれのどかとひなたは素直に答えた。
「あなたがナオヤ・ブライトさんですね」
「おや、君とは面識があったかな?)
ナオヤはのどかに言われて考えていたその時
「それは、あの電話の時に彼女達も一緒に居たからですよ」