新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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ビョウゲーンキングダムの影

その頃直哉達と別れた飛鳥達は・・・

 

「本当にグワイワル達がここにいるの?」

 

「それを調べるのよひなた」

 

 

「今までの事を考えるとその可能性はあると考えた方がいいかも知れませんね」

 

 

「帝都ではダルイゼンとの戦いでパパがプリキュアになるきっかけとなった戦いもありましたし」

 

「「「「あああったね」あったわね」あったペン」あったニャン」

 

飛鳥の言葉を聞いて四人はその時を思い出していた。

 

 

回想・・・

 

 

「マサキさんと、響さん達帝国華撃団の方は?」

 

「そちらは大丈夫だよ直哉君。本当ならもっと早くこちらに着いてたんだかな、マサキさんの方向音痴で地球30周してきちゃたよ」

 

 

「「「「「「はあーーー30周もーーー」」」」」」」

 

直哉とプリキュア達が響の言葉に驚いていた。

 

「ちっヤバイかもね。メガビョウゲーン分身しろ」

 

「「「メガビョウゲーン」」」

 

「嘘ーーーメガビョウゲーンが分身したよニャトラン」

 

「俺達が捕まっていたからその間に成長したのかよ」

 

「だったら個別に浄化をしましょう」

 

「「うんフォンティーヌ」」

 

グレースとスパークルはフォンティーヌの意見に同意する。

 

そして・・・

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン!キュン!キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングストリーム」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、ヒーリングフラワー」

 

 

 

三色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。

 

「「「ヒーリンググッパイ」」」

 

「「「「お大事に」」」」

 

回想終了

 

「そしてゼムリア大陸でのシンドイーネによるワイスマンの強化」

 

 

「「「「確かに」」」」

 

「すこやか市や帝都を攻撃してたときよりシンドイーネは現地の物を使って色々してたペン」

 

 

「ああ、そうだなゼムリア大陸の魔獣にナノビョウゲーンを入れたりなニャン」

 

 

「そういわれたら帝都では無機物をメガビョウゲーンにしてたのに」

 

「くちゅん!!)

 

 

その時ラテがくしゃみをした。

 

 

「「「「ラテ」」ラテ様」」

 

 

「「一体どうしたんですか?ワンちゃんがとっても苦しそうですけど」」

 

「ああ、ラテはメガビョウゲーンが現れた時それそれを関知する能力があるのよ」

 

「「へえ、そうなんですね」」

 

 

そしてひなたがラテに聴診器を当ててラテの声を聞いた。

 

 

「変な空間に閉じ込められている大帝国劇場が泣いてるラテ」

「「「「「「ええーー」」」」」」

 

少し時を戻して・・・

 

 

 

「魔空空間発動)

 

 

一人の上級降魔がそう呟くと、大帝国劇場を中心とした一定の空間になっていた。

 

 

「すみれ様この辺一帯魔空空間が発生しました」

 

 

「わかりました。それでは神山隊長出撃命令をお願いしますわ」

 

 

「わかりました帝国華撃団出撃せよ!!」

 

そして神山以外の帝国華撃団隊員の3人は魔空空間の中に出撃した。

 

だが、魔空空間の中には彼等が退治するべき降魔以外の勢力がいることを知らない帝国華撃団だった。

 

 

 


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