新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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上級降魔夜叉の襲来後編

時を少し戻し・・・

 

 

魔空空間が発生する前に戦闘地点にたどり着いた初穂とクラリスとあざみの3人は

 

「しかし初穂さんとあざみさん私達が接触しようとしてるのはあの子達ですよね?」

 

クラリスはそう言ってあの映像を思い出す。

 

「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」

 

 

「え、」

 

グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。

 

 

「「これは破邪剣征・桜花放神」」

 

グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。

 

 

「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」

 

 

「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」

 

 

「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」

 

 

そして夜叉は飛鳥と薫に襲いかかる。

 

「ああ確かになあずみと同じくらいの年齢の子供があれだけの力を使いこなしていることに驚いたよ」

 

 

「あざみ持つものだと驚いたけど戦いは何が起こるかわからない」

 

 

その時3人が魔空空間の発生を見る。

 

 

「「これはあの時の」」

 

 

「あの時?」

 

 

あざみが首をかしげる。

 

 

「あの時この空間に入った時私達の無限が動かなくなっちまったんだ」

 

 

「そんな事が」

 

 

「だが今回は私達は動ける。クラリスあざみ早くあの子達と合流するぞ」

 

 

「はい」

 

「了解」

 

 

その頃グレースと直哉は・・・

 

 

 

 

「直哉本当に大丈夫ラビ」

 

本当に大丈夫だよラビリン心配しないで」

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ」

 

 

 

『キュン、キュン、キュン、』

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 

 

「プリキュア 、スカイヒーリングフラワー」

 

 

GOOO

 

GOOO

 

「「はあはあ、これで軽く5体は浄化したのに」」

 

 

「全然数が減らないラビ!!」

 

 

「このままじゃあ直哉君にまた負担がラビリンどうしょ」

 

「落ち着くラビ!!グレース多分メガ降魔が無限に増えるのは恐らくこの空間のせいと考えるラビ」

 

 

「この空間の?」

 

 

「成る程ラビリンその推測はあってるかも知れません」

 

 

「飛鳥ちゃんと薫ちゃんが夜叉を相手してくれている間に僕達でこの空間の力の源を探しましょう」

 

 

 

「でも場所はどうやって特定するの?」

 

「それは僕の力を囮に使えば今回の夜叉の目標の一人が僕なら僕を狙ってこの空間の主がこちらに来るかも知れませんし」

 

 

「やっと追い付いたぜ」

 

その時グレースと直哉の話の途中に入ってきた声の方向を向くと3人の少女がグレースの前に現れた。

 

 


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