上野公園・・・
「恐怖、混乱、政府転覆、楽しいね」
「我等黒之巣の力を帝都の連中に見せましょうぞのう叉丹殿」
「・・・」
その時上野公園に彼等が到着した。
「そこまでよ」
「なに何奴?」
「「「「帝国華撃団参上!!」」」」
「帝国華撃団じゃと!!」
「成る程こやつらが、僕達の敵になるのか面白そうだな」
「まてまて兄者、ここは天海様の計画通り叉丹殿に任せようぞ」
「ちっ仕方ないな」
「それでは我等は行くぞ叉丹」
「・・・」
そして四人のうち三人は上野公園から消えたのだった。
そして帝国華撃団の初陣の戦いが始まった。
その頃直哉と響は、エステル達の招待で、リベールの王都グランせルに来ていた。
「なんで私達エステルさん達の世界にいるんだっけ直哉君?」
「ああエステルさんのお兄さんが僕に会いたいと言うことで僕は呼ばれたんですよ」
「ああ、来たわね直哉君と響」
「エステルさんどうしたんですか?僕達をゼムリア大陸に呼ぶなんて」
「ああ、ごめんねクローゼが君に話があると言うもんだから一応リベールの事だからこちらが君達を呼ぶのは制約には引っ掛からないよね」
「ええゼムリア大陸の方との接触制約は特に無いですね。ただなぜクローゼさんの名前で僕の方にしなかったんです?」
「ああごめんねうちのお兄ちゃんが紫藤直哉は俺の名前で出した方が来やすいだろうと言ってたから」
「成る程そういう理由でしたか」
「おっと話を戻しますね。リベール王国としては、ただ僕達も関わる事が許されない国がありますけど」
「それは、やっぱりあのエレポニア帝国なの?」
「ええ、恐らく最初に関わりを持った国がリベールだからだと思います」
「そっか、じゃあ二人共クローゼの所に案内するわ」
「「わかりました。」」
そして直哉と響はクローゼの待つ部屋に案内されたのだった。
その頃帝都では・・・
「フフ、成る程帝国華撃団此度はここまでだ」
「逃げるのか!!」
「そう思うならば思えばいい、所詮俺が戦いたかった帝国華撃団にすらなってない帝国華撃団等雑魚に過ぎぬからな」
「なんだと‼」
「今回はお前に勝ちを譲るぞ大神一郎」
そう言って叉丹は撤退をした。
「一体奴の言葉の意味がわからないな」
「大神さんはやく花組流のカーテンコールが残ってますよ」
「カーテンコール?」
「行きますよ。勝利のポーズ決め‼」
「いい‼なんなんだい」
そして大神達も上野公園から大帝国劇場に帰還をした。
帰還後の大神
「初陣お疲れさん大神」
「ありがとうございます米田支配人」
「そう言えば今日の敵にこう言われたんですけど」
フフ、成る程帝国華撃団此度はここまでだ」
「逃げるのか!!」
「そう思うならば思えばいい、所詮俺が戦いたかった帝国華撃団にすらなってない帝国華撃団等雑魚に過ぎぬからな」
「なんだと‼」
「今回はお前に勝ちを譲るぞ大神一郎」
「どういう意味ですかね?」
「まさかな奴が生きてるのか?」
「米田支配人?」
「ああ何でもない」
そして大神は米田支配人に報告し自室に戻るため支配人を出た。