「成る程ねそう言う事を貴女達の敵に言われたのね」
「ええ、少なくとも彼等がいつ米田健二の存在を知ったのかも気になりますが、このままこちらに居れば私達とパパも米田健二と同じ存在になりつつありますしね」
「そんな!!」
「その原因となる事象がもう起きてますし」
「まさか、それは・・・大久保長安とあのメガノイズと言う存在のせい?」
「そう考えて構わないと思います。実際にあり得ないよ大久保長安の復活は?」
私達の世界の場合はママ達が大久保長安を成仏させてから復活はなかったので」
「少なくとも私達やビョウゲーンズの存在によってこちらの世界に悪影響を出し始めているのは事実ですし融合世界の方に戻ることがこちらの世界にとつては良いことの筈ですしね」
「飛鳥ちゃん」
「薫ちゃんは良いの?」
「私?私も融合世界の方に戻ること事が出来るのならその方がいいかな、私達は裏の世界の住人だしね」
「さくらさん私達は裏の世界の住人でいいんです。私達の知識や存在は表に出るだけでその世界に悪影響を与える存在なのですから」
「そんな言い方をしなくても・・・」
「今のパパには米田健二に対抗出来ないので恐らくトワとレイが雨宮さくらがいる時代の原作世界に跳ばしたと思っていますが」
「ですがそのせいで原作世界を崩壊をさせるわけにはいかないですし」
その頃グレース達とすみれの話し合いは・・・
帝国華撃団の方も見たと思いますが赤坂や銀座周辺で見た異形の降魔の姿を」
「ええ見ました。あれはなんなのですの?」
「直哉君すみれ三人ナノビョウゲーンの事を言っていいかな?」メガビョウゲーンやビョウゲーンズに関する事は僕よりラビリン達の許可があった方がいいのでは?」
「確かにそうだね。ラビリン喋ったいいかな?」
「あまりいいとは言えないけど仕方ないラビ」
そしてグレースはビョウゲーンの事を簡潔に伝えた。
「すみません金色の蒸気が発生をした直後蒸気機械が暴走した直後の映像はありますか?」
「もしかしたらビョウゲーンズの一人が映っているかもしれません。すみれさん達には言葉より映像が信頼出来ると思うので」
「カオルさん。その時の生きている映像があれば探して下さい」
「わかりましたすみれ様」
そう言いながらカオルは支配人室を出ていった。
そしてしばらくして・・・
「お待たせしました。すみれ様。何とかビョウゲーンズと言う人物が映っている映像が見つけました」
そう言ってカオルが支配人室に戻って来た。