「ふう、疲れた。慣れない事をするんじゃないよ」
「お疲れ様響さん」
「直哉君本当に一時間後に融合世界に戻るの?」
「いえ戻りませんよ。上海の彼女を助けてから戻りますよ」
「ええーー」
「響さん。僕は一言もこの世界での一時間後に移動するとは言ってませんよ」
「・・・ああ、そう言えばそうだ」
「僕はあくまでも融合世界での時間の一時間後に移動すると言ったんですよ」
「響さんは悪くないですよ。それにこういう情報を流せば食い付く彼等が動くと思うので」
「成る程ね」
「はっきり言って無理矢理かんがあるのは拭えませんけどね」
その頃ワイズマン達は・・・
紫藤直哉達の動向見ていた。
そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?」
「ええそうです」
「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」
「本当ですかありがとうございます」
「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」
「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」
!!
「何だよそれは」
「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」
「そうですかそう言う理由では俺達も無理に反対出来ませんね」
「隊長いいのかよ。私達が帝都を離れても」
「帝都を離れるのは俺とさくらの二人だ初穂とクラリスとあざみは帝都に残って欲しい」
!!
「「「隊長本気か?」」」
「ああ、俺は本気だ」
「響さんもそれで構いませんか?」
「私達は提案に乗った以上帝国華撃団の何人が私達と行動を共にするかはこちらに決定権があるわけではないので構いませんよ」
「ただ先ほども言いましたが、一時間後にこの世界を離れるのでついてくる方は準備をお願いしますね」
「「わかりました」」
そして帝国華撃団は一時大帝国劇場に戻って行った。
「おい、このままでは奴等が居なくなる。ワイズマン私にメガ光武をかせ」
「メガ光武を使ってどうする気ですか?」
「決まっている。メガ光武を使ってあの双子と紫藤直哉を殺してやる。見ていろワイズマン」
そう言って夜叉はワイズマンと別れた。
「まあ、良いだろうあえて紫藤直哉の思惑に乗ってやろうではないか」
そしてワイズマンは命令をする。メガ光武メガビョウゲーンそれぞれ銀座にある大帝国劇場を襲え」
「GUOO」
「メガビョウゲーン」
「さてダルイゼンすまないが君に出撃依頼をするよ。)
「俺に?あの2体は夜叉が指揮するのではないの?」
「ああ、基本はそうだが、夜叉は感情的になりやすいようだからね」
「ああ成る程ね」
「そしてメガ光武と共に出したメガビョウゲーンには仕掛けがあってね」
「しかけ?」
そう言ってワイズマンは不敵な笑みを浮かべる。