李紅蘭が大帝国劇場にやって来た翌日大神達は米田によって地下司令室に集合していた。
「全く急に米田が呼び出すなんて何を考えてるのかしら?」
「さあ、恐らくあの二人が劇場に来てから司令は何やら悩んでいたみたいだからその関連の答えを聞かせてもらえるのかもね」
「司令はついにノイズの事を言うのね」
「おう、またさせたな皆ひとまずこの映像を見てくれや」
そして米田は映像を再生する。
映像再生
まさかそんなこの世界にノイズが現れる何て早すぎるよ」
「響さん私達で戦いましょう」
そう言ってさくらがノイズに向かおうとしたとき、響がさくらを止めた。
「さくらさんあの怪物は私が戦います」
「あれを見てください」
響が言う場所を見るとノイズが通った場所には大量の炭があった。
「響さんあの炭はまさか・・・」
「そうですあの炭はノイズに触れた人間です」
「何ですって、それじゃ私は戦ってはいけない」
そうさくらが言うと響は無言で首を縦にふりその直後響はこの世界に来てからシンフォギアを纏った。
再生停止
「「「「「これは?」」」」」
映像を見て大神とさくら以外が声をあげる。
「この怪物がノイズだ。」
「こんな怪物が出たなんて聞いてませんわ」
「すまねえなこの怪物ノイズに対して帝国華撃団は現状
無力なんだよ」
「それはどうしてですか?」
「ノイズには触れたものを炭に変える能力があるんだ」
「「「「「何ですって‼」」」」」
「それでは先程の映像にあった大量の炭は・・・」
「マリアお前の考えている通りあの炭はノイズに触れた人間だ。現に大神とさくらは直接見たよな?」
「「はい」」
そして大神は自身の体験を語り出す。
「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」
大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。
「天ノ逆鱗」
その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。
「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む
「はい翼さん」
そして響が大神に声をかける。
「大丈夫です?そこにいる人」
「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」
「ええ―と私達は・・・」
「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」
響が大神の質問に困っているとさくらが来た。
「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」
「そして俺とさくら君は二人の天使に助けられたんだ」
「しかし、触れたものを炭に変えるなんて非常識ですわね」
「そうね、実際隊長が攻撃しても霊力ではノイズの障壁を破れなかったのは、事実である以上光武で霊力を増幅したとしても無理でしょうね」
マリアが冷静に分析した答えをいう。
「それではノイズとやらが出てきたら私達はなにも出来ないのと同じではありませんか?」
「あのーーすみれさんマリアさん天使と共闘できませんか?」
‼
「「どういうこと」ですの」
「いやーー黒乃巣会もノイズも帝都を脅かす者なのだからノイズを倒せる天使と共闘できませんか?」
「確かにさくら君のいう通りかも知れない。俺はさくら君の意見に賛成するよ」
「大神さん」
「私は反対ですわ。得体の知れない人物と共闘なんてできませんかいつ裏切るかわかりませんし」
「そんな・・・」
「私もすみれの意見に賛成するわ、帝都をまもるのは、帝国華撃団でなければいけないと思うわ」
「紅蘭君の意見はどうだい?」
大神が紅蘭に聞く。
「ウチは直接ノイズも天使にも会ってないのでなんとも言えませんな。情報が少なすぎて」
「そうだよな天使もノイズもまだ2回しか帝都に現れてないしな」
「マリアにすみれ確認だが良いか、もしだが天使が帝国華撃団に入ったら共闘できるか?」
!!
大神達は米田の発言に驚いていた。
それから暫くして・・・
「いやすまねえな直哉お前の家におしかけて」
「いえ構いませんよ米田さん」
米田とさくらは直哉の家におじゃましていた。