「「ええーー」」
のどかとラビリンはトワの説明に驚いていた。
「じゃあトワさんとレイさんが直哉君と言う大元を作って、それに桜花さんの体内を借りて直哉君が生まれたのですか?」
「簡単に言えばその通りよ。だけど今回もこのままだと失敗になるわね」
「「え、失敗」」
「まさか直哉君を殺すのですか?」
「そんなことしないわよ。ただ直哉はこのままだとヒミコヤイヨに奪われるかもね」
「私が来る前の直哉は自分の身がどうなってもいいよみたいな感じだったわよね。それって守護者側を信頼してないと思わない。貴女達だってプリキュアに変身するには信頼関係があって成り立つものでしょ」
「それは確かにあるラビ」
「でもさっきの直哉はノヴァの事しか頭になかったからね。一人で戦いをしようと見えたからねここに来たのよこういう直哉を止めるのは私の仕事と言うか役目だから」
「何だかんだと言いながらトワさん直哉君の事心配なんですね」
「まあね。そう言うのどかこそ直哉と結婚したいならしていいわよ。直哉は人間なのだから」
「ふぇ・・・私は」
「のどか顔が赤いラビよ」
「ラビリン気にしないでいいから」
「トワさんいい加減な事を言わないで下さいよ」
「あらそれは悪かったわね。でも私は直哉とのどか達がそんな話をして遊んで勉強もして、自分の好きな事や好き事をして暮らす時間と言うのを作って貰いたいの」
「確かに、今の融合世界の状況じゃあ難しいのはわかってるわだからこそすこやか市に居る間はそう言う経験もさせたいの」
「トワさん」
「さてと私は帰るわね。ノヴァについてだけどしばらくは彼女は動かないから安心してね」ただ黄昏の三騎士はすこやか市を攻撃するけどね」
「「ええーー」」
「どうして敵が動くのに止めないのですか?」
「それは黄昏の三騎士は私とレイが貴女達に与える試練の一部だからよ」
「「ええーー」」
「本来は黄昏の三騎士をすこやか市に移動させる予定はなかったわ」
「じゃあどうして・・・まさか米田健二さんが現れたせいでですか?」
「その通りよ。あの弟が現れたおかげで直哉と貴女達守護者は本来戦う予定だった黄昏の三騎士と戦うことが出来なかったからね
「成る程」
「ただ黄昏の三騎士は私とレイの意思とは離れてるから気にしないで戦ってね」
そう言うとトワが消えた。
「・・・はっ僕は一体何を何か大事な事を忘れてるような」
「直哉君さんぼにいく準備してお昼」
のどかが直哉に言う。
「あ、そうでしたね行きましょう。お姉ちゃん」
「ふぇ、どうしたの直哉君」
「え、僕達は家族ですよね、すこやか市に居る間は?」
「そうだよけどいきなり過ぎてびっくりしちゃった」
その後のどかの母親が帰って来て3人でお昼を食べ出した。