新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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治療中と選択

「大丈夫かな?のどかっち」

 

「大丈夫よひなた直哉君もスカイ系の技使った時と同じだし」

 

「でも・・・ここまで霊力を消耗するだけで倒れるなんて」

 

 

「そうね直哉君はかなりの負担だったでしょうね。今考えると」

 

 

「「ただいま」」

 

 

「響さんにさくらさんお帰りなさい」

 

 

「そういえばのどかちゃん大丈夫?まさかあのタイミングでメガ降魔が出てくるなんて思わなかったよ」

 

 

「ええ、念の為医療ポットを使ってるわ

 

 

「そうなんですね」

 

「でもまさかここにまで融合世界の敵が出てくるなんて」

 

 

「直哉君不在でメガ降魔とやりあうのは危険だね。単体で霊力操作の出来るようになったのどかちゃんが倒れたし」

 

 

「そうですね。通常の降魔なら私でもやれますけど、メガ降魔となると直哉さんとのどかちゃん達に任せないと周囲に二次災害を起こしますし」

 

 

「その土地を汚しますし

 

 

「私飛鳥ちゃんにいつまでここにいるのか聞いてくるよ。私達の中では消滅した世界だけど私達の世界の敵がいる以上無視できないよ」

 

 

 

その頃のどかは夢を見ていた。

 

 

「のどかさんのどかさん」

 

 

 

「ううん、え直哉君ここは?」

 

 

 

「ここは、のどかさんの夢の中ですよ。のどかさん僕の復活の為にのどかさんが苦しむのなら僕は死んだままにしてください」

 

 

 

「駄目だよそんなの私は、ちゆちゃんとひなたちゃんと直哉君の4人でプリキュアなんだから。何でそんなこと言うの?」

 

 

「のどかさんは飛鳥から聞きましたよね。のどかさん達の本来の歴史を」

 

 

「「「ええーーどういう事飛鳥ちゃん」」」

 

「私達直哉君入れてプリキュア4人じゃないの?」

 

「違いますよひなたさん。パパのプリキュアはトワさんとレイさんが仕組んだ融合世界のみのプリキュアなのでカウントにはなりませんょ」

 

 

あ、グレースさん変身解いて良いですよ」

 

 

「あ、うんわかった」

 

 

そしてグレースは変身を解いた。

 

 

「貴女達のプリキュアは本来すこやか市に現れるメガビョーゲンを浄化するのが本来の役目ですよね」

 

 

「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

 

「ですがバテテモーダの登場後にラテがピンチになった時新たなプリキュアが誕生したのです。それが貴女達のプリキュア世界の本来の歴史なのですが、融合世界に入った事で今後4人目のプリキュアがいつ来るのかわからなくなりましたけど」

 

 

「その4人目がいないと私達はキングビョーゲンには勝てないの?」

 

 

「ええ、そうですね。あくまで融合世界のキングビョーゲンとは違うので、何とも言えませんが」

 

「そうなんだね」

 

 

 

「うん聞いたよ。それがどうしたの?」

 

 

「もしのどかさん達が望むのなら、原作世界の世界に戻せますがどうしますか?」

 

 

「まあそうしたら僕との記憶は消えますが」

 

 

「直哉君私の・・・いや私達の答えは君から絶対に離れないよ」

 

 

 

「それで本当にいいんですね?今融合世界ともう一つのすこやか市との融合を止める手段がのどかさん達の帰還なんですけど」

 

 

「ええーーーもう一つのすこやか市ーーー」

 

 

「恐らくワイズマンが何かをした結果こういう事態になったのかもしれませんね」

 

 

「ワイズマンはぜムリア大陸の至宝を持つので封印が効かなかったんでしょうね」

 

 

 

 

 


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