「「「「「「ええ―――ここでワイズマンがーー」」」」」」
「飛鳥ちゃん急いで江戸城の上空に向かって」
「分かりましたパパ」
そして守護者達が乗るお墓型宇宙戦艦は光学迷彩を使い誰にも発見されないようにして魔城江戸城に向けて発進した。
「皆今回もワイズマンだから前の世界同様同じような事をするかもしれないので注意してください」
「「「「「はい」」」」」
「今回の前線は響さんと飛鳥ちゃん。いいですか?」
「はい」
「え、私が・・・」
飛鳥が直哉の言葉に驚いていた。
「ええ、そうですよ。現状の守護者達の中で米田健二の事に詳しいのは飛鳥ちゃんだけだしね」
「それに響さんだけだと高い確率でワイズマンには勝てないだろうし」
!!
「直哉君酷いよそれ」
「じゃあ響さん考えながら攻撃をできます?」
「うーん無理だよ」
「と言うことですので、飛鳥ちゃん響さんをよろしく」
「わかりました」
その頃江戸城の天守閣では・・・」
「ワイズマンと言ったなお前の目的は何だ?」
「何、君の邪魔をする気はないよ。米田健二」
「こいつ俺の事を知っているのか?」
「私がここに来たのは、米田健二そして真宮寺直哉とついでにそこにいる紫藤直哉と共闘で私の準備した降魔と戦って貰いたいのだよ」
「何だと!!」
「何故俺達がそんなことをしなければならないんだ?」
「ふむ理由がいるのか」
「米田健二今のお前の力ではお前の目的は絶対にかなう事はない」
「だが私の実験に付き合えばお前に新たな力の切っ掛けを与えてやるがどうする?」
「お父さんこの男は危険です」
「・・・」
「決め切らないようだな。ならば私が君に見せようではないか、出でよ巨大ノイズ達」
ワイズマンがそういい、ソロモンの笛を使うと巨大ノイズが、15体出てきた。
!!
ワイズマンが自分の知らない存在を召喚したことに驚く健二だった。
「さて、巨大ノイズよそこにいる者達を炭に変えろ」
「いけない響さん僕達の存在をワイズマンはすでに知ってるようです」
「わかったよ」
そして響は出撃した。
「だああああ」
「やはり貴様達もいたか、守護者ども」
「立花響、また邪魔をするか」
「するよ何度だって、貴方がノイズを悪用する限りね」
「それにしても、まさか貴様が立花響の相棒役をするか?この戦いの」
「米田健二お前にいい事を、教えてやろう。私の前に現れた二人の内の一人はお前の娘の息子の娘つまりそこにいる紫藤直哉と真宮寺さくらの娘なのだよ」
「何だと!!」
「「なんだってーーー」」
紫藤直哉と真宮寺さくらもワイズマンの言葉に驚いていた。
「あの子が私と直哉君の娘・・・」
「さくらちゃん…僕達の桜武は動けるからあの巨大な者を倒そう」
「それはやめた方がいいですよ。ノイズには人間が触れると人間は炭になるので」
!!
「「「炭に変えるだって―――」」」
「くく、まあいいだろう。どうする米田健二私の実験に手伝うか?」
「手伝えばこのノイズをコントロール出来るソロモンの笛をお前にやろう」」
「いいだろう。ワイズマン貴様の実験とやらに付きやってやる」
「そうか感謝するぞ出でよ降魔」
!!
米田健二達はワイズマンが降魔を召喚した事に驚いていた。