紫藤直哉と米田一基と話してる頃帝都地下深くでは・・・
「今回はどうする?融合世界の封印が解かれたということは我等も行動を再開する事が出来るが猪今回はどうする」
「今回はノヴァと鹿お前に任せる。今は紫藤直哉は中心世界の方にいるみたいだな」
「成程ななら俺はノヴァと行ってくるぜ猪」
「ああ期待しているぞ鹿よ」
そして鹿はノヴァを連れて中心世界の帝都に向かった。
その頃直哉達は・・・
「しかし陸軍動きも気になるが、直哉お前の上司が復活させた黄昏の三騎士も俺は気になるしよ。なあ特殊遊撃部隊の一員として現帝国華撃団をテストしてくれねえか?」
「しかし、現帝国華撃団には触媒となる男性がいませんが」
「触媒ならお前がやればいいだろ?」
「ああ、それは無理です米田さん。僕の霊力では光武改は起動しないので」
「何だと!!お前の霊力の強さかなり上がってるじゃあないのか?」
「霊力は強くはなりましたけど、それはあくまで補助的な事に使う部分ですね」
「光武に乗って直接戦う事は出来ませんね、しいて言えば安全な場所にいて、そこで指揮を執ることしかできませんよ」
「米田さんの言う触媒は大神さんや神山さん達の方がいいと思いますね」
「それに今まで響さんやのどかさん達のサポートしながら戦って来たので、急に戦い方を変えるのは無理ですね」
「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」
「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」
「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」
ひなたとちゆが言う。
「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」
「実際彼女達にも言われてますし」
「女の子を戦場に出すのは心苦しいですけど、米田さんと同じで」
「そうか・・・」
「とりあえず米田さんの提案を僕の上司に聞いてみますね」
「ああ、それが通ればお前も少しは楽になると思うぞ」
「そうなればいいですけどね」
「それでは僕はここで失礼しますね」
「ああ、気をつけてな」
そして直哉は雨宮さくらと共に管理者の城に向かった。
「あら、どうしたのここに来るなんて」
「ああトワさん米田さんの提案きいてました?」
「ええ、聞いてたわよ。まあ良いわよ特殊遊撃部隊を試験という意味ではね」
「やりましたね直哉さん」
「トワ貴女がそう言う態度の時は、何かが動いてますね。例えばあなた達が復活させた黄昏の三騎士が」
「ええーーーそうなんですか?トワさん」
雨宮さくらがトワに聞く。
「ええ、そうよ。今回は鹿とノヴァが動いてるわよ」
「まだ帝都に向かってるみたいよ。喧嘩しながらみたいだけど」
「はあ、喧嘩しながらですか?」
「そうみたい。それでかなり時間がかかってるわね」
それでも明日には直哉貴方の元に現れると思うわ」
「そうなんですね、それでは僕達はこれで失礼しますねトワさん」
「あ、待ちなさい直哉今からすこやか市に跳んで」
「え、どういう事です?」
「実は融合世界に人為的な力によってね原作世界がやって来そうなのよ」
「「ええそれはまさか・・・」」
「ワイズマンの実験が成功したんですか?」
「直哉どういう事?」
「実はですね・・・」
「ふむ、ワイズマンがもう一つのすこやか市を過去の幼馴染世界に部分的な召喚しようとしてたのね」
「とりあえず直哉キュアグレースが困らないように宝玉に霊力を補充させてほしいのよ」
「そういう事ならわかりました。確かに離れるので暫くは」
「そうね京極に狙われないようにした対策ですものね」
「それが裏目にならないようにケアもしないとね」
「そうですね」
そして直哉と雨宮さくらはすこやか市に跳んだ。