降魔蝶の襲撃後・・・
「直哉君翼さんの応急処置終わったよ。これからどうする?」
「それでは彼女を迎えに来ている忍者さんに渡してくださいね」
「え、猪川さんが来てるの?」
「ええ、来てますね応急処置を全部見てますしね」
その時、猪川が現れ直哉に苦無を出して直哉に威嚇した。
!!
「直哉君今行くよ」
「貴方達は一体何者ですか?」
「慌てないで下さいよ猪川さんでしたか?貴方にはあの女性が、余程大切な人なんですね」
「そうだぞ猪川、彼等は翼の応急処置をしてくれたんだぞ」
「司令しかし・・・彼等が敵だったら」
「彼等が敵だったら翼の応急処置はないと思うが、猪川は翼を連れていけ」
「わかりました」
そして猪川は、翼と名乗る女性を連れて消えていった。
「流石忍者ですね。それと風鳴弦十郎さん初めまして。自分は紫藤直哉と言います」
!!
「何故初対面の筈の俺の名を君は知っているんだ」
「それは貴方達の世界が僕が代理で、世界の安定を目的とする融合世界の一部ですから」
!!
「融合世界だとーー」
「そうです。貴方がいるこの世界の事を僕達はシンフォギア世界と呼んでいます」
「弦十郎さん。貴方は見ている筈ですよね、ノイズ以外の謎の怪物が昨年から続いていることに」
!!
「何故君がそれを知っている?」
「それは・・・僕が運営している部隊特殊遊撃部隊の敵だからですよ」
「昨年こちらに出たデモンゴーレムとメガビョーゲンそして、今回現れた降魔はね」
「ちょっと待ってくれデモンゴーレムとは何だ?」
「岩の怪物みたいな者ですよ」
「それじゃあメガビョーゲンとは何だ」
「恐らくそちらに記録されてるはずですよ」
「何」
直哉に言われ弦十郎は思い出していた。
すまないがそれは音声のみしか取れなかった」
そして司令と言われた男が音声を再生する。
「エレメントチャージ」
「キュン、キュン、キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、ヒーリングフラッシュ」
「グレース」
「エレメントチャージ」
『キュン、キュン、キュン、』
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、ヒーリングフラワー」
三色の光線が二体のメガビョーゲンを見事に浄化させた。
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「お大事に」」」
「お大事にだって?声の主は医者なのか?」
「安易に考えたら医者対ウイルスのように考えられるがあんな巨大なウイルスがいるなんて信じられないがな」
「確かにな」
「まさかあの声の主も君の仲間なのか?」
「ええ、そうですよ。そして今回の降魔には、自分の霊力《ちから》が有効なので来たんですよ」
「そして、シンフォギア世界以外にも、ノイズが出ていますから」
「何だと!!」
「そのノイズに対抗するのは彼女ですよ」
「いいの直哉君?」
「構いませんよ響さん」
その頃弦十郎が指令をしている施設では・・・
「まさか、アウフヴァッヘン波形!?」
オペレーターが急ぎ弦十郎に連絡をした。
「司令大変です新たなアウフヴァッヘン波形が、司令の近くで確認されました。種類は、ガングニールです」
「ああ、こちらでも確認した」
そして響は、シンフォギアガングニールを纏うのを完了した。