「わかりました。のどかさんたちの帝都に残る事を許します。ですがこちらで貴女達にトラウマになりそうな事が起きても助ける事は難しいと思います。必要なイベントなので」
「「「うん」」」
そして銀座での戦いとプリキュア組との話し合いから3週間後・・・
大帝国劇場地下司令室
「長官あの鬼王と名乗った男は何者なのでしょうか?」
「俺にも、わからんが、あの葵叉丹・・・いや山崎を復活させたのは鬼王と言う奴だろう」
「大神、気をつけろよ。今回の事件長引きそうだぞ」
「はい」
「おっとそうだった、大神。今日新たに新隊員来るから宜しくな」
「えーーー」
大神は米田の言葉を聞いて、慌てて花組隊員総出で、新隊員を迎える準備を開始した。
新隊員が、帝劇に到着した時事件が起きた。
、
新隊員の迎えるため会談を滑り台のように下りるアイリスだったが、そこで起きてしまった。
アイリスが、バランスを崩し、階段から飛んだ時新隊員のレニによって助けられた。
そして、新隊員と影山サキの歓迎会が、楽屋で始まった。
そしてそれぞれが自己紹介をし、新隊員のレニに言うが、レニは、無口な隊員だった。
歓迎会の途中で、緊急出撃を知らせるサイレンが、劇場内に響いていた。
そして隊員達は、地下司令室に集まった。
「長官敵は、どこに現れたんですか?」
「ああ、敵は鶯谷に現れたようだぞ大神」
「鶯谷ですか」
!!
「鶯谷ーーまずいですよ。そこには紫藤直哉さんの自宅の近くですよ」
さくらが大声で言う。
!!
「まさか奴らの狙いは直哉のいや直哉達の捕獲か」
「もしそうならまずいですよ長官」
「あのーー長官さん。先ほどから言っている紫藤直哉さんて誰なんですか?」
織姫が米田に聞く。
「ああ、それはな」
「織姫昨年の春以降帝都に現れたノイズとメガビョーゲンの2種の敵を倒した戦力の持ち主と噂されている人物が紫藤直哉さんだよ」
「流石レニ直哉の事もある程度知ってるのか?俺達が秘密にしているメガビョーゲンの事まで知ってるとはな」
「そんな凄い人なら助けなくても大丈夫なのでは?」
「それは無理だよ織姫あくまで紫藤直哉は帝国華撃団の神崎重工と並ぶ最大のスポンサーもしているから彼を失う事は、資金難になるからね」
!!
「そういう事なら助けに行きましょう」
「ならば、大神出撃命令を出せ」
「はい。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点鶯谷!!」
「「「「「了解」」」」」
そして花組は、鶯谷に急行した。
その頃鶯谷では・・・
「「「直哉君私達であの魔装機兵を倒す?」」」
のどか達が直哉に聞く。
「いえ、それはやめておきましょう。今動いたら陸軍の介入をまた受ける事になりますし、皆さんに先に伝えておきますね。今回の帝国華撃団の相手は黒鬼会と言う組織で密かに帝国陸軍と繋がっているんです」
!!
エステルとクローゼ以外は直哉の言葉に驚く。
暫くして・・・
「帝国華撃団参上!!」
そして花組は作戦を開始した。資材の中には、脇侍が隠されていたりして、多少のピンチもあったが、大神達の作戦は、成功した。
その直後何者かが花組の前に現れた。
「お前は何者だ?」
「俺か?俺は黒鬼会五行衆筆頭の金剛だ。
「さあ戦おうぜ、帝国華撃団」
そして、金剛は、自分の魔装機兵大日剣を召喚した。
「さーて行くぜ」
「さくら君。君は直哉さん達の安否を確認してくれ。もしこの周囲にいたら巻き込む可能性があるからな」
「わかりました。大神さん」
「あんどうした?あの機体逃がさねぞ」
大日剣に乗る金剛は戦場から逃げるさくらの光武改に襲い掛かろうとした時、大神が金剛に言った。
「お前の相手は俺達だ」
「いいぜ、望み通り相手をしてやるぜ帝国華撃団」
そして帝国華撃団対大日剣との戦いが始まった。