よう、大神とアイリス今帰ったのか」
「あ、米田支配人只今戻りました」
「米田のおじちゃん。ただいま」
「おうアイリス直哉達と楽しく遊んだか?」
「うん、喋る動物がいてね、後響お姉ちゃんのように変身する女の子がいたよ」
「おう、そうかい、ちょっと大神を貸してくれアイリス?」
「良いよ、米田のおじちゃんとお兄ちゃんまた後でね」
そう言ってアイリスは自分の部屋に戻っていった。
「大神今から築地に出撃しろ」
「何があったんですか?支配人」
「ああ、お前達が直哉達と異世界に行ってるときに黒之巣会の侵攻あったんだよ。その時にマリアの様子がおかしくてなそして今夜今さっきマリアが独断で、出撃したんだよ。大神お前以外は地下司令室に集まっている」
「わかりました。アイリスにこの事は?」
「ああ、俺がアイリスに伝えておく。アイリスにはこの時間に起こすのは成長に悪いからな。光武が有れば別だがな」
「そうですね」
そして大神は地下司令室に向かった。
その頃直哉達は・・・
「へへーーここが中心世界なんだねユウナ僕達ついてたね」
ミリアムがユウナに向けていう。
「ミリアムさん状況をちゃんと見てくださいよ」
「ユウナの意見もわかるよ。だけどこうなった以上慌てても仕方ないとと思うんだけど」
「それは・・・そうですけど」
そう言いながらユウナとミリアムが、直哉の用意した部屋に入ると・・・
「はーい久しぶりねユウナさんとミリアムさん」
「「ええーーどうしてマリアベルさんがこの家にいるんです」不法侵入だぞ」
「フフ、私も中心世界が気になってね」
「何ですって」
「どうしたんですかユウナさん。大声を出して」
「直哉さん入ってこないで」
だが、ユウナの気持ちとは反対に直哉は部屋に入ってしまった。
「あ、来客中でしたか?」
「あ、それと異世界からのマリアベルさん、少しお願いがあるんですけど良いですかね?」
「何かしら?」
「ちょっと直哉さんこの人は・・・」
「ええ、知ってますよマリアベル・クロイツさんですよね、恐らくその格好は結社に入られたからの服装ですよね」
「ええーー直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」
ユウナは直哉の言葉に驚いていた。
「あのマリアベルさんこの写真を見てください」
そして、直哉は以前翼から見せてもらったゲートの侵入した傷跡の写真マリアベルに見せた。
「この写真は?」
「こちらの世界に初めてやって来た平行世界の人物が付けたゲートの傷なんですけど、貴女の人形達はこれくらいの傷跡で、破壊出来ますか?」
「やろうと思えば出来ますけど、結社の機械の自律式の機械だけでは無理ですわね。恐らく」
「ならオートマターのような人形なら行けますかね?」
「実際に見たことないからなんとも言えないのですけど可能だと思いますわ」
「ありがとうございますマリアベルさん」
そう言って直哉は部屋を出ていき響の部屋に向かった。