新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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2つの世界の状況についての説明

「そちらののどか達は初めてね。私の名前はトワよ。融合世界の観察と有事に対する管理権を持つ一人よ簡単に言えば神様ね」

 

 

「我の名はレイ。役割はトワと同じだから省くぞ」

 

 

「「「ええーーー神様ーーー」」」

 

 

「直哉彼女達をここに連れて来てくれてありがとう」

 

 

「いえ、自分は貴方の依頼を受けて、3人揃った時に融合世界に連れて来ただけですよ」

 

 

 

「ええーー直哉君の上司って神様だったの?」

 

 

「そうですよ。のどかさん」

 

 

「それでトワさんとレイさん私達呼んだのは何故ですか?」

 

 

原作世界ののどかがトワとレイに聞く。

 

 

 

「お前達の世界を融合世界のキングビョーゲンが狙っているのは、直哉から聞いたか?」

 

レイが原作世界の3人に聞く。

 

「「はい」」

 

「ええ――そうだったの?」

 

 

 

「うん?1人は知らなかったのか?」

 

 

「ええ、先ほどプリキュアになったので」

 

 

「成る程な」

 

 

「トワどうする?」

 

 

「貴女達に聞くけど。もし融合世界のビョーゲンズが貴女達の世界に侵攻を本格的にした場合戦える?」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

 

 

3人はそれぞれが思い出していた。

 

「ほう、ああやってエレメントと言う存在を見つけるのか」

 

「これはまさしく星のお医者さんと言って良いだろう」

 

 

 

 

「グレース」

 

 

「エレメントチャージ!」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン!」

 

 

 

ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇!」」

 

 

 

「プリキュア !ヒーリングフラワー!」

 

だが、ヒーリングフラワーはメガビョーゲンに届く前に消滅した。

 

 

「「ええーー」何でラビ」

 

 

「言った通りだろう?私の作ったメガビョーゲンは特殊だと、私的にこの世界を蝕む義理はないが、やれメガビョーゲン」

 

 

 

「恐らく私達では融合世界のビョーゲンズには勝てません」

 

 

「そう、認めるのね他の2人はどう?」

 

 

「「私達ものどとのどかっちの言う通りです」」

 

 

 

「そう、ならどうするの?このまま融合世界ののどか達の力を借り続ける?」

 

 

 

「「「それはしたくありません」」」

 

「それは自分の世界は自分手で守りたいのかしら?」

 

 

「ええ、それができれば良いですけど、状況的に無理と思うので、トワさんお願いです私に一時的に霊力を使えるようにしてください」

 

 

!!

 

「「のどか本気?」のどかっち」

 

「ちゆちゃん、ひなたちゃん。私は本気だよ。いつまでも融合世界私達に頼れないし」

 

 

「ふむ、まさかそう言うお願いが出てくるとはね」

 

 

「花寺のどかさん。貴女が霊力を持つ事の意味考えたことある?」

 

 

「え、それはどういうことですか?」

 

 

「世界というのは不思議でね。貴女達の世界が表だったら。この融合世界が裏なのよ」

 

 

「ほとんどの場合本来持つべきではない力を得た場合いかに表の住人が得た場合裏の世界の住人になるのよ」

 

 

「花寺のどかさん貴女は直哉から聞いたはずよ。プリキュアがキングビョーゲンを倒すのに必要な人数を」

 

 

!!

 

 

「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」

 

 

「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」

 

 

「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」

 

「そうだった。直哉君が教えてくれた人数は8人のプリキュアだった。つまり後1人いないとキングビョーゲンには勝てない」

 

 

「貴女は表の世界を捨ててまで霊力が欲しいの?」

 

 

「・・・」

 

「できる事なら捨てたくありませんけど、捨てないと勝てないなら捨てます」

 

 

 

「そう・・・なら直哉彼女達に例の物を渡して」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

そして直哉は原作世界の3人に3色の宝玉を渡した。

 

 

 

「「「これは、何ですか?」」」

 

「これは直哉の力を封じ込めた宝玉よ。ピンクはのどかで、ブルーは沢泉ちゆ、イエローが平光ひなた専用の宝玉よ」

 

 

 

「「「えー―貰っていいんですか?」」」

 

 

 

「ええ、いいわよ。貴女達の覚悟を聞かせてくれたお礼よ」

 

 

 

 

 


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