「いいですよ」
「三人共行きますか?」
「「「いけるなら行きたい」」」
「わかりました」
「それでは行きましょう」
そしてこの場にいる全員が簡易ゲートを通り中心世界に転移した。
融合世界の中心世界の帝都東京・・・
「「「うわあ、何度来ても驚きがあるよ」」」
「それでは、少し寄り道をしましょうか?」
「「ええいいの?直哉君」ラビ」
「いいですよ、トワも米田さんも少しぐらい待たせても」
「特にトワなんて、異変が起きてるから行って来てですよ。せめて目的地の世界ぐらい教えろと言いたいですよ」
「確かに、レイさんより説明が簡潔すぎる時が多いね」
「確かにラビ」
「直哉君もストレス溜まってるんだね」
「後、米田さんは新型霊子甲冑の件で予定金額を超える出費あったので僕が、建て替えたんですけど、まだ返して貰えないですし、その件を伝えて以降米田さんとは会えないままですし」
「あはは、私は何も言えない」
「駄目な大人のようだラビ」
「「くしゅん、誰か私の噂してるのかしら?」誰か俺の話をしてるのか?」
その時トワと米田が同時にくしゃみをしたのだった。
「でも、直哉君この後大帝国劇場に呼ばされてなかった?」
「ええ、大神さんに呼ばれてますよ。どうやらクリスマス公演に関しての相談らしいですね」
「そうなんだ」
そして、原作世界の3人も大帝国劇場に行くと言うので、直哉達は少し帝都を散策して、大帝国劇場に向かった。
大帝国劇場1階ロビーにて・・・
「あ、直哉さんとのどかさんとラビリン待ってたよ」
「大神さん僕に、クリスマス公演関連の相談があるとの事らしいとのことですが、どう言った相談ですか?」
「実はですね、クリスマス公演で、劇場で働いていた人物を舞台にあげるアンケートをお客様にしたら響さんがトップでした」
「はあーー響さん実際は余り働いてないのにトップ何ですか?」
「ええ俺も驚いたんです。その結果を花組にしたら」
「ならのどかお姉ちゃんやちゆお姉さん達も上げようとなりまして・・・」
「成る程、それで僕に相談したいと言う事ですか」
「ええ、そうです。幸いクリスマス公演まで約2週間以上あるので駄目なら新たに考えます」
「そうですね。響さんはいいですよ。お客さんの希望を無下には出来ませんから。ただ融合世界ののどかさん達を参加させると特殊遊撃部隊が人材不足になるので、代わりと言ってはなんですが、もう一人ののどかさん達を使ってもいいですよ。本人が許可を出せば」
「「ええ――」」
「何々舞台に出れるの?出たいーー」
「面白そうだなひなた」
「だねニャトラン」
そして、具体的な問題として、ラビリンぺギタンとニャトランの扱いをどういう役にするかを考えていた。
「やはりラビリン君達は普通に雪の精とかにすべきですかね」
「まあそうですね。ただ劇中でプリキュアさせる場合のどかさんさんとちゆさん、ひなたさんはヒーリングアニマルと合流しやすくした方がいいですよ」
「成る程、変身を演出として使うんですね」
「クリスマス公演なので、殺陣があるとは思えませんけど」
「ありがとうございました直哉さん」
そして直哉達は大帝国劇場を出て、紫藤家の自宅に戻った。