「ええ、そうです。特殊遊撃部隊の響さん。そして花寺のどかさん平光ひなたさんの3人は、空中要塞から出てくるであろう。降魔兵器を撃退してください。勿論グレ響さんもお願いします」
「「「「了解」」」」
「そしてちゆさんとアスミさんはこの帝都の混乱に乗じて動きを見せるかもしれませんからほかの勢力が、その為待機しててください」
「「了解」」
そして4人は帝都各地に出撃した。
帝劇地下司令室・・・
「米田司令あれは何なんですか?」
「大神よく聞けあれは、帝都に封じ込められていた怨霊と言うべき物、空中要塞武蔵と言われる物だ」
「大神、武蔵は2年前に現れた聖魔城を遥かに超える妖力を放っている。大神お前が京極の野望を潰せ、それが出来なければ、この帝都は人が住めなくなるだろうよ」
「うんアイリスもあれを見てると、気持ち悪くなるもん」
「せやね、あれは地上には出してはいけないきがするわ」
「そうならさっさと壊すですよ」
「いやそう簡単には、行かないよ織姫」
「そうだなあれを落すとなると、海上で落すしかねえな」
「ええ、そうですわねそれに、あれほどの物体をどうやって破壊するかも考えないと」
「大変です司令」
「どうしたかえで君」
「空中要塞武蔵からかなりの数の降魔兵器が地上に飛来してます」
「何だと!!京極の野郎武蔵の完全復活の為に人間を利用する気か」
「何ですって、司令花組出撃します」
「いやその必要はないだろ椿?」
「はい、飛来した降魔兵器は、コードネーム天使と、プリキュア達により撃退されています」
!!
「何で、このタイミングで特殊遊撃部隊の皆が・・・」
「恐らくだが、彼らはこの時を待っていたのだろう。京極が空中要塞武蔵を復活させた直後なら、彼等が京極と敵対する意思を示す場としてな」
「どういう事ですか?」
「それについては後で教えますよ。ゼムリア大陸に行く途中にでもね大神さん」
「「直哉」直哉君」
「米田さんと、花組の皆さん貴方達は空中要塞に行って京極を倒して真宮寺一馬さんを解放させて下さい京極の手から」
!!
「直哉君どういう事?鬼王がお父様だなんて」
「さくらさん。ごめんね僕は最初から知っていたんです。黒鬼会の首領の正体も、鬼王の正体も」
「そうか・・・直哉これが世界のバランスを保つ為なのか?」
「ええ、そうです」
「なら鬼王の正体を言ったのは?」
「それは、恐らく鬼王が帝国華撃団に敗れた瞬間京極がバテデモーダを使い殺す算段のようですから」
「「「何だと」」なんですって」
「あくまでも、そうなる可能性があったので先に伝えました」
「そして、もし鬼王との戦いが終わってもし起きたらさくらさんの好きにしてください。仮にその結果で鬼王が生き残ったとしてもです」
!!
「「「いいのかい」いいのかよ」いいの?」
「ええ、構いません。米田さんも戦友を2回も死ぬところ何て見たくないでしょう」
「そりゃそうだな」
「そろそろ切りますね皆さんも気をつけて」
そして直哉は通信を切った。
「しかし特殊遊撃部隊の皆が地上を抑えてくれてるが、俺達んはどうすれば・・・」
「それなら心配いらないぜ、大神空中要塞に突入させるぞ花組をな」
「ええーーどうやってですか?敵は、我々のはるか上空にいるんですよ」
「おいおい、大神忘れたのか?あの存在を」
「それで米田長官武蔵に行く為の手段とは一体何なんですか?」
「ミカサだよ、大神」
「ええーミカサですか?でも前大戦で沈んだのでは?」
「ああ、艦首部分は、記念公園のオブジェになってるが、本体は密かに回収され、新たなミカサとして復活してるんだ」
「よし花組隊員は30分後ミカサに搭乗後、空中要塞武蔵に突入後京極の野望を打ち砕くのだ直哉達の為にもな」
「「「「「了解」」」」」
そして、隊員達はそれぞれの場所で、各々の時間を過ごしていた。
そして30分後・・・
空宙戦艦ミカサは、空中要塞武蔵を目指し出撃した。