「しかし武蔵の影響で天武が、使えなくなるのは痛いな」
「そうですね。大神さん」
「ねえ、前に使ってた機体使えないの直哉っち」
!!
スパークルの直哉への、質問を聞いた花組が何かに気がついた。
「そうだ、俺達にはまだ光武改がある」
「米田司令、光武改はありますか?」
「ああ、あるにはあるが、念の為に持って来ただけだったから最終調整段階だ」
「いえ、光武改があるだけで俺達は戦えるんです。ありがとうございます」
「ああ、そうだ織姫とレ二の光武改も持ってきてるからな」
!!
「本当ですか?」
「これで、本当の意味で花組になれる」
「さて、響さん達とプリキュアの皆さん戻りましょうか」
「「「「「「そうだね直哉君」」」」」そうですね直哉」
そして直哉達は、ゲートがあるミカサの部屋に行こうとした時呼び止められた。
「待って直哉君」
「何でしょうか?かえでさん」
「今から帝国華撃団全ての部隊を特殊遊撃部隊として運用してくれないかしら」
「・・・はあっ何を言ってるんですか。かえでさん?」
「そうですよ。作戦行動中の部隊の権限を放棄するんですか?」
響がかえでに聞く。
「へえ、何やら面白そうな展開じゃない。ねえ直哉」
「あ、トワいつの間に」
「あら、貴女は誰なの?」
「やばいよ、トワさんが来たよ。のどかっち」
「うんヤバイね。トワさんの事だからかえでさんの提案を受ける流れになりそう」
「ちゆあれが、直哉の上司のトワですか?」
「そうよ、アスミ」
プリキュア組はそれぞれが、小声で話す。
「私は直哉の運営している特殊遊撃部隊のそこのおじさんと同じと思って」
「つまり米田司令と同じで、部下に仕事を任せてばっかりの上司なのね」
「ぐはっかえで君までワシの事を・・・」
「失礼ね、私はそこののおじさんよりは、仕事はしてるわよ、ねのどか」
「ええ」
急にトワに振られて困惑気味ののどかだった。
「それで貴女の提案なんだけど本気なのね?」
トワがかえでに確認する。
「ええ、本気よ。米田司令が倒れたし」
「それはかえでさんが・・・ひっ」
「何か言った?大神君」
「何でもないです。かえでさん」
「わかったわ。直哉この空中要塞武蔵攻略を貴方が指揮をしなさい。あくまでも指揮だけよ」
「わかりましたよ。トワ確認ですが、僕が使える戦力は帝国華撃団関連のみですか?」
「ええ、そうよ。花組が武蔵内部に入ってなおかつおじさんが起きたら、おじさんに役目を渡していいから」
「かえでもそれでいい?」
「構わないわトワ」
「「「いつの間に友達感覚みたいに話をしてるし」」」
「あはは、トワさんらしいね、グレ響」
「だな太陽」
「それじゃあ私は行くわ。頑張りなさいよ」
そう言ってトワは転移をした。
「はあ、仕方ないですね。花組の皆さんは光武改の調整が終わるまで各自の部屋で休息を取ってくださいね」
「「「「「「「「了解です」」」」」」」」
「後かえでさんと大神さんは、このまま艦橋にいて貰えますか?」
「「ええ」わかった直哉さん」
そしてそれぞれが動き出す。
「それではひとまずこの映像を見てください」
ついにミカサは、前方に武蔵を、確認できる位置に到着した。
「司令いつでも主砲を撃てます」
「ありがとうかえで君。よし花組に通達しろ。主砲発射後に花組の為の道を作るため、突撃を敢行すると」
「「「了解」」」
「「こ、これは」」