「おおーー直哉久しぶりだな」
「お邪魔してるぜいやあーー合鍵貰っていて助かったぜ」
「「「「ええーーマサキさんどうしてここに」」」」
「ああ、実はな直哉達全員ついて来てくれ」
「「「「はい」」」」
そして直哉達は、マサキについて行き寝室に入ると、そこにはぐったりしている飛鳥と薫がいた。
「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」
「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」
「あんた達声が大きいよ」
「「「「ごめんなさい」」」」
「うんこの声リューネさん?」」
「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」
「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」
「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」
「その時から2人がこの状態だったんですね」
「ああ、そうなんだ」
「直哉私が、2人を見ていいですか?」
「うんアースお願いできるかな?」
「はい」
「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」
「活動意欲エネルギーって何?」
「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」
「うええ、やる気を――」
「恐らくプリキュアの敵なんでしょうけど、グレースさん達はあの話を覚えてますか?」
「ああ、その可能性なら十分ありますよ。どうやらのどかさん達以外にプリキュアという存在は少なくとも14組は存在している世界もあるようなので」
「「「「「「ええーーー」」」」」」
直哉の言葉にのどか達が驚く。
「「「「「「14組のプリキュアガ存在する世界」」」」」
「ええ、その世界の14組の内の何組と原作世界ののどかさん達が共闘するかもしれない可能性がありますが」
「「「ええーーー」」」
「「「ああ、もしかして14組の内のプリキュアの敵が融合世界に来たとか?」」」
「いえ、過去のプリキュアの敵が人間を襲う事はいくつかありましたけど、すべて今回の状況とは異なります」
「「「ええーーそれってつまり」」」
「ええ、この状態を引き起こした者達がもしかしたら僕達の知らない16番目のプリキュアの敵かも知れません」
「「「ええーーそれじゃ飛鳥ちゃんと薫ちゃんはその敵を何とかしないとこのままなの」」」
「恐らくそうだと思います」
「それじゃあその世界に行こう」
「それは今は無理なんですよ皆さん。16番目のプリキュアの世界を探すのにトワとレイの協力して貰ってそれでもかなりの時間が必要なんですよ」
「「「そうなの」」」
「そうですよ。それに16番目のプリキュアの世界は融合世界に接触してない世界と言う分類になるので、原作世界に行かないといけないので、飛鳥ちゃんと薫ちゃんを助けるだけで済めばいいですが」
「そうね確かに、私たちにとって未知の敵なら新しいプリキュアがいてもおかしくないわね」
「そうだね、フォンテーヌそれに今私達が動くとここにいない他の守護者も困るだろうし」
「そうね本当に16番目のプリキュアの存在があるのかもわからない状態だしね」
「でも飛鳥ちゃんと薫ちゃんこのままで大丈夫なのかな?」
「それは大丈夫と思います。やる気が無いだけので」