「成る程、直哉が以前そう言ったんですね」
「そうだよ。アスミちゃん」
「そうだとするとこの事態は意図的に直哉に、私達以外のプリキュアとの接触させようとしてるのでは?」
「「「ええーー」」」
その時トワからの連絡が来た。
「どうやらアスミの言う事があってるかもね?のどか16番目のプリキュアの世界を見つけたわ」
「「「トワさん本当ですか?」」」
「ええ、別口で調べたら漸く見つけたわ」
「別口とは?」
「紫藤隼人の痕跡を改めて調べたら飛鳥と薫と交っていた未知の世界があったのよ」
「「「ええーー」」」
「「「隼人さんが16番目のプリキュアの世界にーーー」」」
「確かにあの人も世界を移動出来るけど、どうしてその世界に?」
「どうやら隼人はその世界で敵の幹部してるみたいね、その頃に新生帝国華撃団と飛鳥達がその世界に漂着したみたいね」
「そこまでがわかった所よ」
「それじゃあ。私達は隼人さんと戦うんですか?直哉君の叔父さんなのに」
「のどか待ってもしかしたら隼人さんの力を敵が利用していると言う可能性もあるわ」
「そうだよのどかっち」
「ええ、確かにちゆの言った可能性が無くなったわけでは無いわ。どのみち現地に行って新生帝国華撃団を助けないといけないだろうし」
「そうですね確かに」
「もし未知の敵が洗脳とかしている場合、新生帝国華撃団が敵に回ってる可能性があるわね」
!!
「あくまでもこれは可能性の話よ」
「「「「はい」」」」
「もしあちらのプリキュアに負け続けていた時に融合世界から来た人物の力に興味がある場合どうする?」
「捕獲します」
「それじゃあ捕獲するにはどうする?」
「「「動けないように・・・まさか飛鳥ちゃんと薫ちゃんは捕獲される為にやる気を奪われた?」」」
「そう言う風にも取れるわよのどか達」
「「「「確かに」」」」
「まあ、私が行ったのは可能性の話だから。そもそも敵の目的は人間のやる気を奪う事かも知れないしね。単純に」
「どちらにしても直哉が熱を出している以上救出作戦は延期だけどね」
「そうですね。トワさん」
「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」
「「「「わかりました」」」」
「飛鳥と薫もね」
「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」
「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」
そしてトワとの通信は切れた。
その直後エステルがヨシュアと大神とシャーリィーと共に戻って来た。
「ただいま・・・なんで直哉がここで寝てるのよ?」